いろはセンターで節分イベント 

3月になりました。アルメニアでは3月から春とされていて、実際に少しずつ暖かくなり、雪や氷も解け始めています。やっと冬が終わろうとしているのに、私は風邪を引いてしまいました…周りも風邪を引いている人が多いので、かなり流行っているようです。幸い熱はありませんが、少しだるいです。

先週末、アルメニアとアゼルバイジャンとの間で激しい軍事衝突が発生し、双方に死傷者が出ました。いつもの如く、「最初に仕掛けたのは向こうだ!」とお互いに非難の応酬になっていますが、一体いつまで憎悪の連鎖が続くんでしょうか…一刻も早くこの領土紛争が終わってほしいと願います。

日本では、安倍首相と森友学園との問題が騒がれていますね。国有地が異常に安く売却され、その価格が非公表にされていたことは確かに変ですし、地中のゴミや汚染土が埋められたままになっているようで、そんな所に学校を建てたらアカンやん!

また、夫人が名誉校長になった経緯について、「講演会で勝手に名誉校長だと紹介されてしまったから、仕方なく引き受けた」と苦しい説明をしていますが、首相夫人が一学園の名誉職をなし崩し的に引き受けちゃってええんかいな…それが本当なら、逆に自分の立場に対する自覚が無さすぎちゃうか?!

しかし、何より驚いたのは、同幼稚園に通う子供たちが行った運動会の選手宣誓。教育基本法に抵触しているかどうか以前に、まるでカルトみたいで怖いし気持ち悪い!いろんな教育方針や価値観があっていいとは思いますが、これはさすがに幼稚園児に言わせることちゃうやろ…「安倍首相ガンバレ!」と無邪気に応援する子供たちの姿が、余計に首相を追い詰めることになるとは皮肉な話ですね。

さて、先週の日曜日、いろはセンターで節分のイベントが行われました。今回も午前と午後の二回に分けて行われ、私は両方とも参加しました。まずルザン会長から節分についての説明があり、次に学生たちは恵方巻作りに挑戦!私と南江副会長が巻き方を指導しました。

学生たちはサランラップで巻いていましたが、皆けっこう上手に作っていました。しかし、みんなが同じ方角を向いて黙々と巻き寿司を食べる姿は、やっぱり変というか滑稽でした。恵方巻って、それほど伝統的な日本文化でもないし、コンビニなどのビジネス戦略の側面が強いですが、学生たちが面白がっていたので良かったです。

その後は、みんなで豆まきをしました。今年も私は鬼役で豆をぶつけられっぱなしでしたが、自分や家族、そして友人や学生たちに福が来るよう祈っています。

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みんなで恵方巻を食べるので、巻き寿司の作り方を教えました。

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サランラップでやりづらかったと思いますが、けっこう上手に作っていました。

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初めて巻き寿司を作って嬉しそう!

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今年の恵方の北北西を向いて巻き寿司を食べる学生たち。自分たちも滑稽に感じるのか、みんな笑っていました。

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女の子たちが雛祭りの踊りを披露してくれました。

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女の子の一人が日本のアニメの歌を歌ってくれました。

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男の子の学生が、サックスで「イェスタディ」を演奏してくれました。

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最後は、みんなで「鬼は外!福は内!」と言いながら豆まき!楽しそうにしてくれていたので、ぶつけられた甲斐がありました。

節分と餅つきイベント 

気持ちのいい晴天が続いています。でも、日中でも0℃を下回る空気は冷たくて、なかなか暖かくなりません。今年の冬は本当に寒いなあ…

先週アルメニア・リトルシンガーズの歌の収録は無事に終わりましたが、帰国された日本の方々は現在CDの完成に向けて大忙しで、弊社JASCも、引き続きお手伝いさせて頂いています。少しでも良い作品になるよう頑張りたいと思います。たくさんの人たちの思いが込められたCDは、3月22日にビクターエンタテインメントから発売予定!今からすごく楽しみです。

今週から大学の授業も始まり、ほぼ普段通りの日常に戻りましたが、リトルシンガーズと仕事をした時間を思い出して、まだ余韻に浸ってしまうことがあります。大変でしたが、本当に素晴らしい仕事に関われたことを幸せに思います。その後、合唱団の子供たちから続々とFBの友達申請があり、日本の方々もその積極性に驚かれていました。彼女たちにとっても忘れられない体験になったのでしょうね。

さて、先週は節分だったので、土曜日に家で豆まきをして、恵方巻も食べました。まだ小さい次男レオは全く訳が分からない顔で眺めていましたが、長男アレンは嬉しそうに豆をまいて、自分も鬼の面を被っておどけていました。私に言われるままに、北北西の方角を向いて巻きずしを頬張る姿が可愛らしかったです。

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言われるままに北北西の方角を向いて、私が作った太巻きにかぶりつくアレン。

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まだ食べられないけど、とりあえず食べる真似をするレオ。来年は食べられるかな。

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鬼になった私に豆をぶつけるアレン。 来年はレオと参加できるかな。

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鬼になったアレンに豆をぶつける妻。とにかく今年も福は内!

あと、日曜はいろはセンターで餅つきイベントが行われたので、妻と長男と一緒に参加してきました。餅つきするにはちょっと遅すぎますが、センターの南江副会長が1か月ほど帰国していたので、この時期となりました。それでも、たくさんの学生たちが参加してくれました。

友人の片岡さんが約4年前に持って来て下さった臼と杵で、みんな順番でペッタンペッタンと餅をつきました。もちろんアレンも頑張ってつきました。考えてみると、アレンは生まれてから毎年ずっと餅つきに参加しています。生まれて3か月の赤ちゃんだった時も、妻や友人に抱かれた状態で餅をつきましたからね。半分アルメニア人なのに、普通の日本人よりも日本文化に触れているかも…

ついた餅は、お汁粉にしたり、きな粉をかけたりして美味しくいただきました。その後は、学生たちに二人羽織や福笑い、書初めなどに挑戦してもらいました。1か月遅れの日本のお正月体験でしたが、みんな楽しく盛り上がりました。節分も過ぎてしまいましたが、次はいろはセンターで節分イベントを行う予定です。

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まずは見本として、ルザン会長と南江副会長が餅をつきました。

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アレンも妻に手伝ってもらいながら、今年も餅をつきました。

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ついた餅を丸めていきます。ルザンさんは、もうプロかってぐらい上手!

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お汁粉もきな粉餅も、学生たちはみんな気に入ったようです。たしかに美味しかった!

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子供の学生が二人羽織に挑戦!やっぱり、これが一番盛り上がったように思います。

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福笑いにも挑戦!みんな真剣に頑張っていました。懐かしい遊びですね。

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もう2月ですが、最後は書き初めに挑戦!みんな、けっこう上手に書いていました。

いろはセンターのクリスマスパーティー 

昨日からまた雪が降っていて、けっこう積もっています。もちろん寒いんですが、日中はマイナス4度ぐらいなので、先週に比べると大したことありません。道がぐちゃぐちゃで歩きにくいですけどね…

しかし、先週の寒さのせいか、長男アレンが土曜の夜に高熱を出してしまいました。今も熱があるので、今週は幼稚園をお休みしています。木曜に幼稚園でイベントがあるらしく、それまでに元気になってほしいと思います。しかし、熱があるというのに、いつもと変わらず元気な様子で、昨日は一緒にクリスマスツリーを飾りました。

アルメニアでは、クリスマスツリーのことを「トナツァル」、祭の木と呼び、新年が近づくと飾られます。かなり装飾品が多くて、けっこう時間が掛かりましたが、何とか全て飾り付けました。アレンは「イェーイ!」と言って大喜び、そして次男レオも何だか嬉しそうに眺めていました。

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クリスマスツリーの飾りつけをするアレン。まあ、ほとんど助けにはなりませんでしたけど…

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きれいに飾られたクリスマスツリーの隣でキスする妻とアレン。

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レオも初めて見るクリスマスツリーに興味津々。

さて、同じ昨日の午後は、いろは日本文化センターでクリスマスパーティーが行われたので参加してきました。アルメニアのクリスマスは1月6日ですから、まあ忘年会と言った方がいいかも。また、いろはセンターが2年前のこの時期に正式にオープンということで、2周年をお祝いするパーティーでもありました。

私を含むセンター関係者や、たくさんの学生たちが参加して、とても楽しい時間を過ごしました。日本食を食べたり、歌を歌ったり、カラオケをしたり、日本で流行っている恋ダンスに挑戦してもらったり、最後は学生たちみんなにプレゼントもありました。

私がギターを弾いて、みんなで「翼をください」を歌ったんですが、その時にセンター会長のルザンさんが少し涙ぐんでいました。オープンしてからの2年間のことをいろいろ思い出したんでしょうか…当初少人数で始まったセンターでは、現在50人もの学生が日本語を学んでいます。そして、2年連続で弁論大会の優勝者を輩出するという素晴らしい実績も残しています。

昨日の挨拶でも私は言いましたが、日本語を専攻科目とする大学がないという現状のアルメニアで、いろはセンターは最も日本語教育のレベルが高いと思います。多忙な中、熱心に日本語や日本文化普及に努めるルザン会長のお蔭ですね。昨日の涙を見た時、共に働く私も胸に迫るものがありました。

ルザンさん、今年もお疲れ様でした!今日から日本に一時帰国している南江副会長もお疲れ様!そして、学生たちも、それぞれの夢や希望に向かって来年また頑張ってほしいです。

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1年の締めの挨拶をするルザン会長と南江副会長。今年もお疲れ様でした!来年もよろしくお願いします!

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みんなで日本食を食べて、ケーキやお菓子も食べました。

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学生たちが、今流行りの恋ダンスに挑戦しました。ちょうどいい難易度なのか、何度も頑張って踊ろうとしていました。しかし、石田ゆり子が40代後半とは信じられへん…

アルメニア初のJLPTが無事終了! 

昨日、アルメニアで初めてのJLPT(日本語能力試験)が行われました。私も試験官を務めましたが、無事に終わってホッとしています。先週はずっとこのことで忙しくしていましたからね。休みが全くない1週間だったので、まだ疲れが残っています。

初めての試験実施だったため、いろいろ分からないことや困ったこともありましたが、私を含むアルメニアの日本語教育関係者や日本大使館の方々がみな協力し合って、この画期的な事業を成し遂げました。本当に感謝です。

お陰様で多くの人が受験してくれました。ギュムリやグルジアからも受験者がいたそうです。もちろん私の学生たちも受けましたし、妻も難しい2級レベルを受験しました。出産や子育てで忙しく準備なんて全くできませんでしたが、どうも手応えはあったようです。みんなの合格を祈っています!

実施する側は大変ではありますが、アルメニアの日本語学習者にとって公式な試験が受けられるというのは大きな励みになると思います。これからも勉強を頑張ってください!

さて、これからは毎度おなじみの親バカ記事。先月ベビーラックを買って、そこに次男レオをよく寝かせています。元々すごく大人しい子なんですが、ずっと機嫌よくいてくれるので助かっています。アレンが小さかった時に買ってあげれば良かったな…と思ったりしますね。

ベビーラックにはおもちゃも付いていて、レオが面白そうに反応します。その姿が本当に可愛らしい!怒涛の1週間で疲れ果てましたが、幼い我が子の存在に癒されます。レオ、どうもありがとう!パパ、頑張るね!

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買ったばかりのべビーラックに座ってご満悦のレオ。可愛い!

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アレンも小さい時は大人しかったけど、更に大人しいレオ。あまり落ち着きのない私ではなく、妻に似たんでしょうかね。


おもちゃに反応するレオの動画。ヒック、ヒックとしゃっくりしながらも、おもちゃに興味津々です。

第6回アルメニア日本語弁論大会 

昨日はエレバン建都記念日でした。今年は2798周年だそうで、さすが世界最古の都市の一つ。この祝日に思い出されるのは、長男アレンの誕生。3年前は10月11日に祝われたのですが、アレンはその日に生まれたのです。到る所で交通規制がなされ、病院からの移動が大変でした。明後日には3歳になるのかあ…早いものですね。

さて、先週の土日は、エレバン市内のホテルのホールで第6回アルメニア日本語弁論大会が開催されました。この大会は、モスクワで開催されるCIS諸国弁論大会のアルメニア予選のような位置づけで、優勝した大学生一人が出場権を獲得できます。昨年はアルメニア代表がモスクワ大会でも2位入賞を果たすという大健闘を見せました。

昨年から大学生以外の学習者のために一般部門も設けられました。そして今年からは、同部門の優勝者にもモスクワへの往復チケットが賞品として手渡されることになりました。大学生以下の日本語弁論大会もあるそうで、そこにアルメニア代表として出場できるのです。

土曜日は、その一般部門が行われ、日本大使ご夫妻や今回スポンサーになって下さった三菱商事ロシア支社の方々が見守る中、6名の学生が頑張って日本語でスピーチを発表しました。どのスピーチにもメッセージ性があり、また数名の学生の日本語能力はかなり高かったです。

日曜日はメインイベントである学生部門が行われ、8名の学生がスピーチを発表しました。やはりメッセージがある内容が多く、なかなか聞き応えがありました。どちらの部門にも自分の学生たちが参加していたので、私も少し緊張して祈るような気持で聞いていました。練習不足で上手く話せなかった学生もいましたが、予想以上のパフォーマンスを見せる学生もいました。

私はコロンビア、フィリピン、アルメニアの三ヵ国で10年以上教えてきましたが、それら全ての国の日本語弁論大会に参加しています。原稿作成や修正、スピーチ練習など教師の負担も大きく、正直少し憂鬱になるイベントです。しかし、学生と共に同じ目標に向かって頑張れたり、時に学生の素晴らしい底力に驚かされたりするので、いつも良い経験となっています。

全てのスピーチが終わり、いよいよ気になる結果発表。一般部門の優勝者は、いろはセンターの学生・ディアナさん。日本語を学ぶきっかけになったアニメの声優の仕事への憧れや思いを語ってくれました。私は以前から彼女の日本語能力を高く評価しているので、この結果はとても嬉しかったです。

学生部門の優勝者は、スラボニック大学のアンナベラさん。仕事がないなどの事情で多くの人が国を出ていくけれど、アルメニアは素晴らしい国だと話してくれた彼女のスピーチは、とても興味深い内容でした。モスクワ大会でも頑張ってほしいと思います。

また、今年は三菱商事による特別賞の発表もあり、一般部門の優勝者のディアナさんが選ばれました。二冠達成、おめでとう!三菱商事の方々も、その日本語能力と表現力に感心されていたそうです。優秀な彼女なら、モスクワの大会でも好成績を残せるのではないかと期待しています。

今年の弁論大会も無事に終わってホッとしました。とにかく、参加した学生たちの健闘を心から称えたいと思います。たくさんの人の前で日本語でスピーチするのは大変なことですからね。結果はともかく、この経験を励みにして、これからも勉強を頑張ってほしいと思います。

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開会の挨拶をされる田口日本大使。

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今大会のスポンサーになって下さった三菱商事の方のご挨拶。

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アルメニア日本語教師会のカリネ会長からのご挨拶。アルメニアの日本語教育の基礎を作られた方です。

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今大会の司会を務めるマリアムさんは、昨年の優勝者でモスクワ大会でも2位に輝きました。

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一般部門の優勝者ディアナさん。彼女の日本語能力は本当にすごい!

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学生部門の優勝者アンナベラさん。アルメニア代表としてモスクワ大会でも頑張ってください!

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審査が行われている間、学生たちによるコンサートが行われていました。

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一般部門の優勝者ディアナさんの表彰式。モスクワの大会でも頑張ってください!

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田口日本大使から、学生部門の優勝者アンナベラさんにトロフィーが手渡されました。

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三菱商事から参加者全員に賞品が手渡されました。本当にありがとうございました!

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参加した学生たちとの集合写真。みんな、よく頑張りました!そして、いろはセンター会長で、共に国立大学で教えているルザン先生も、本当にお疲れ様でした!