社会奉仕の日なのにゴミだらけ…
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昨日は雨がちな天気でしたが、今日は午後から雪が舞っていて寒い!季節の変わり目だからか、どうも天候が不安定です。
沖縄の辺野古に新たな土砂が投入されましたね。県民投票で埋め立て反対が7割を超えたのに、その民意を無視した国による暴挙。こういうのを見ると、中国や北朝鮮のことを非民主国家と偉そうに批判なんてできませんよね…しかも日本の場合、米軍基地のためにやっているんだから余計にひどい話です。
右手首の腱鞘炎は週末にちょっと改善が見られたんですが、やっぱり痛いまま…仕事でどうしてもパソコンを使うから絶対安静は難しいし、痛みで生活に支障が出てきたし、明日病院に行くつもりです。
さて、先週の土曜日は社会奉仕の日でした。アルメニアの領土管理省が、「クリーンアルメニア」というプログラムの一環で始めたもので、多くの市民がボランティアで清掃や植樹など社会への奉仕活動を行いました。パシニャン首相をはじめとする多くの政治家も参加しました。
これはとてもいい活動だと思います。正直、アルメニアの公衆衛生の意識はまだまだ低いと言わざるを得ず、道にはけっこうゴミが落ちていたりします。エレバン中心部は、市に雇われた清掃員が掃除するので比較的きれいですが、それ以外の地域の道端はゴミだらけです。
私が住んでいる地域もそうで、アレンが小さい時に近所を一緒に散歩すると、道端のゴミを興味本位で拾おうとするので大変でした…道端の至る所にタバコの吸い殻などのゴミが落ちていて、あの時は清潔な日本が羨ましくなりました。仕事で一緒に日本に行ったアルメニア人たちも、道にゴミ一つ落ちていないのを見て驚いていましたね。
たとえ年に1日でも、みんなで自主的に奉仕活動を行うことで、アルメニアの公衆衛生の意識が少しずつ向上してほしいと思いますが、そんな時に残念な報道を目にしました。市の清掃業者が、その社会奉仕の日にちゃんと仕事をしていないというニュースです。
サニテックというこの清掃業者については、ちゃんと回収に来ないから集積所がゴミだらけになることが多く、1年以上前からずっと問題になっていました。革命後の選挙で当選した新しいエレバン市長は、サニテックが状況を改善できないようなら、別の清掃業者との契約を検討すると言っていました。
にも関わらず、全国規模で市民が清掃を行った日にちゃんと回収作業をせず、多くの集積所がゴミだらけという状況…うちの近所の集積所もゴミが溢れたままでした。「さすがにこれはひど過ぎる!」と非難する投稿などをネット上でたくさん見かけました。また、エレバン市長も強い不満を表明して、別の清掃業者を真剣に検討すると述べました。いや、もうマジで何か手を打ってくれ!
パシニャン首相が家族や市民と清掃活動を行う様子を伝える現地ニュースの映像
近所のゴミ集積所。基本的にいつもこんな状態ですが、さすがに国民みんなが掃除を頑張った日にアカンやろ、これは…
ちなみに、アルメニアではゴミの分別がありません。また焼却ではなく、エレバンの郊外にある巨大な埋め立て地に捨てられます。昔そこに行ったことがあって当ブログにも記事を書きましたが、エレバン中のゴミが集まるので、けっこうすごい光景でした。(過去の記事)
あの異様な光景を見ると、ゴミを清掃したり、ちゃんと回収するのも大切ですが、まずゴミを減らす努力が必要じゃないかと思ってしまいます。まあ、アルメニア人のゴミ排出量なんて日本とかに比べたら大したことないでしょうけど…そういえば、現政府は使い捨てプラスチックを規制する方針などを表明しているので、今後ゴミに対する意識も変わってくるかもしれませんね。
週末は家族で買い物に出かけたついでに、子供たちを遊ばせました。右手首が痛い私は見学のみ…
レオはトランポリンを気に入ったみたいで、うちに帰ってからもずっと「ジャンプ〜」と言っていました。
- [2019/03/25 17:00]
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