妻が「ノルウェイの森」の翻訳を終了! 

日中の気温は10℃以上あって、もう冬用のジャケットは着ていません。日本で滞在していた幕張メッセ周辺の方が海風が吹いて寒く感じたかも…アルメニアにも間もなく春が訪れそうです。

さて、記事タイトルにあるように、妻が村上春樹の「ノルウェイの森」の翻訳を終わらせました!日本語からアルメニア語への翻訳で、ここ数日は最後の校正作業で忙しくしていました。なので、私も家にいて子供の面倒を見るようにしていました。昨日その校正作業も終わり、とりあえず原稿を出版社に送ったようです。

仕事の依頼を受けてから、結局1年半以上かかってしまいました…最初からそのぐらいの期間の契約だったので、大幅に遅れたわけではないんですけど、もし子供がいなければ半年から1年足らずで終わったと思います。私でも難解な専門文書などを翻訳したことがある妻にとって、小説の内容自体はそれほど難しくなかったんですが、小さい子供二人を育てながらというのが問題でした。

とにかく子供が生まれると、時間の自由が利かなくなってしまいます。特に母親の場合は、ほとんど子供中心の生活になってしまうから余計に大変。男はさすがに母乳をあげたりとかできませんからね…しかも翻訳を始めた当初、レオはまだ1歳未満だったし、アレンは弟が生まれてから赤ちゃん返りしてしまい、二人ともけっこう手が掛かりました(今も掛かるけど…)。

まとまった時間が取れない中、平日アレンが幼稚園に行ってレオがお昼寝している間や、子供たちが寝静まった深夜に、妻は少しずつ翻訳を進めました。しかし、子供が寝ついてくれなかったり、病気になったり、幼稚園が休みなったりすると、その細切れの短い時間さえ取れなくなります。それでも妻は、細かいニュアンスや意味、漢字や語彙などについて私に聞きながら、ずっと真剣に取り組んでいました。子育てと翻訳のどちらも手を抜かず、よく頑張ったと思います。

その頑張りを労いたくて、昨日は妻に花やケーキをプレゼントしました。そして、日本で買って来た妻の大好きなゆず酒で乾杯しました。3月8日は国際女性デーでしたが、私はアルメニアにいなかったため、それも兼ねたお祝いです。今後まだ出版社との細かい修正や確認作業が残っていますけど、とりあえず長かった仕事に一つの区切りがついた訳で、「本当にお疲れさま!」と妻に伝えました。

このまま問題なく出版に至れば、アルメニアにも村上春樹ファンがけっこういるので、初のアルメニア語版の登場は素晴らしいニュースになるでしょう。その大仕事を責任持ってやり遂げた妻を誇りに思います。リリット、よく頑張ったね!本当にお疲れさま!

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翻訳のために出版社からもらった「ノルウェイの森」の単行本。大変ながらも、妻にとって面白い翻訳だったようです。

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村上春樹の代表作の翻訳という大仕事をやり遂げた妻のために乾杯!本当にお疲れさま!

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小さい子供がいると思い通りにならないことが多くて大変…でも、そんな存在だからこそ、日本で大きな気づきがありました。理不尽さも含めて愛おしく思います。

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