あと三日で日本に向けて出発
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もうすぐ2月も終わりですね。だいぶ日が長くなってきて、今は夕方7時頃まで明るいです。青空が広がる好天が続き、春の訪れを感じさせます。
三日後には日本に向けて出発です。昨年のエキスポでは、アルメニアのことを知っている人は稀で、「やっぱり日本では知られていない国なんだなあ…」ということを痛感しました。しかし、その後に革命が起こって、日本でもいろいろ報道されたみたいですから、今回は以前よりも知られているかもしれません。
そういえば、厚労省の勤労統計の不正問題で、やっぱり官邸の関与を窺わせるメールが出てきましたね。アベノミクスの効果を大きく見せるための偽装だったことも問題ですが、この不正によって保険金の過少給付など国民生活に与えた悪影響はシャレになりません。いやあ、ホンマにひどいな…
あと、明日はベトナムで米朝首脳会談が行われますね。北朝鮮の非核化などの問題を巡って、どのような話し合いが行われるのか注目されていますが、恐らく北朝鮮は完全な非核化をする気はないだろうし、米国もそんなこと分かっていると思います。報道される内容なんて表面的なものでしかなく、裏でお互いの国益を巡る駆け引きが行われるはずです。そういう意味で、トランプ大統領にしたら拉致問題はどうでもいいことでしょう。安倍首相はノーベル平和賞に推薦までして媚びへつらったのに…
報道と事実が異なるといえば、混乱を極めるベネズエラ情勢もそうかもしれません。報道では、マドゥロ大統領は悪しき独裁者で、圧政に苦しむ国民と野党が結束して抗議している…といった論調ばかりですが、この政変の裏にはアメリカの陰謀が絶対にあると思います。米政府は軍事介入も示唆しているので、イラクやリビア、シリアみたいに泥沼化しなければいいんですが…
逆にアルメニアの革命については、やたらロシアと絡めようとする報道が目立ちました。親ロシア政権に対する抗議デモが拡大とか、新しい政府が親欧州路線を模索とか…あの革命には反ロシア的要素などなく、今もロシアはアルメニアにとって最も重要な同盟国のままです。アルメニアは、エネルギーや軍事面でロシアに大きく依存していますし、国民の対ロシア感情もそんなに悪くはありません。なのに、日本のメディアは、どうしても反ロシア的革命ってことにしたいみたいです。
これがベネズエラみたく反米政権に対するクーデターだったりすると、アメリカによる内政干渉の可能性にはほとんど触れず、ただ市民が自由や民主主義を求めて蜂起したという伝え方をするんですよね。世界の多くのクーデターや政変、紛争の裏にアメリカの謀略があるのは疑いのない事実なのに、本当に矛盾した話です。
とまあ今回は、報道を見て自分なりに感じていることを徒然に書いてみました。今年も世界情勢にいろんな変化がありそうですが、アルメニアもいい意味で注目されるようなニュースがたくさんあればと思います。
もうすぐ子供たちと会えなくなるのかあ…といっても10日間ほどですが、やっぱり恋しくなります。
- [2019/02/26 22:42]
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