コミタスとトゥマニャンの生誕150周年 

北海道で大きな地震がありましたね。まだ寒さの厳しい時期で、被害に遭われた方々は大変だったと思います。お見舞い申し上げます。

昨日は、いろはセンターで節分と茶道のイベントがあったので行ってきました。恵方巻を食べて、私は鬼役になって豆まきに参加。その後は、日本から来られている方が茶道の紹介をして下さいました。学生たちにとって興味深いイベントになったようです。頂いた恵方巻もお茶も美味しかったです。

エレバンは気持ちのいい晴天が続いていて、アララト山もすごくきれいに見えています。先日は、夕日に照らされた美しい雄姿を堪能しました。しかし、陽が降りそそぐ日中は暖かいんですが、朝晩はけっこう冷え込みます。1週間後には仕事で日本に行くので、風邪を引かないように気をつけないと。

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夕日に染まるアララト山。もう10年住んでいますが、この景色には今も見惚れてしまいます。

さて、今年はアルメニアを代表する二人の芸術家の生誕150周年。一人は作家のトゥマニャン、もう一人は音楽家のコミタス。どちらも名前を冠した通りがエレバンにあり、博物館もあります。また、トゥマニャンは旧紙幣の5千ドラムの顔で、コミタスは新紙幣の1万ドラムの顔になっています。それほど人々に愛されている二人の芸術家の生まれた年が奇遇にも同じ1869年。コミタスについては、過去に当ブログで紹介したことがあります。(こちら)

そのため、今年は彼らを記念したイベントが数多く行われています。特にコミタスの音楽を演奏するコンサートは毎月のようにあり、私と妻も先日行ってきました。ちなみにそれは1週間前のバレンタインデーをお祝いするデートでもありました。元々どこか食事にでも行こうと思っていたんですが、妻が、「食事じゃなくて、コンサートやオペラを観に行きたい」と言ったのです。

確かにコンサートやオペラは久しく行っていないし、コミタスの生誕150周年だし…ということで、エレバン国立室内合唱団のコンサートに行くことにしました。結果的に、食事に行くよりずっと良かった!コミタスの素晴らしい音楽を満喫することができて大満足です。特にソプラノの女性の美声には、私も妻も魅了されました。

やっぱりコミタスの音楽は何度聞いても飽きないし感動しますね。今年はそれを堪能する機会がたくさんありそうですから、また聴きに行きたいと思います。


私たちが行ったコンサートの映像ではありませんが、同じ合唱団が、「Yel Yel」というコミタスの有名な歌を歌っています。

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