極真館の廬山初雄館長がアルメニアを訪問 

晴れたり曇ったりとはっきりしない天気が続いています。基本的に午前中は曇っていて、午後になると雲が晴れてくるという感じですね。晴れ間から太陽が顔を出すと、あまり寒くはありません。

そういえば、11月11日って中国では「独身の日」でしたね。その日にネット通販各社が大規模なセールを行うのが恒例になっていますが、最大手アリババの取引額が過去最高の308億ドル(約3兆5110億円)に達したとのこと。去年の大阪府の一般会計予算に匹敵するお金が1日で動いたことになります。

私が初めて中国を旅行したのは今から20年前。船で渡った上海でさえ、まだまだ発展途上国の大都市という感じで、物価も安かったし、混沌としていました。だから、今の中国の発展ぶりには本当に驚かされます。もちろん実際に現地を見た当時から、「この国はいずれ発展して再び大国になるやろなあ」と、底知れないポテンシャルを強く感じましたけど、まさかこんな猛スピードで変化していくとは…すごいですね。

さて昨晩は、極真館の廬山初雄館長がアルメニアに到着されました。伝説として語り継がれる数々の名勝負を残した偉大な空手家で、指導のために7年ぶりに訪問されたのです。昨年は弟子の方がお二人アルメニアに指導に来られて、妻が日本語通訳を担当しました。そして今回も妻が通訳することになりました。到着時に早速マスコミの取材などがあるということで、妻も空港に行くことになったのですが、深夜1時と夜遅い時間だったので私も同行しました。

行ってみたら、深夜にも関わらず、招聘した空手道場の先生や弟子や関係者ら約40人が、今か今かと廬山館長の到着を待っていました。もしかしたら滞在中にパシニャン首相に面会するかも…という話があるぐらいの大先生の訪問ですからね。みんな興奮を抑えきれないようです。しかし、事情を知らない他のアルメニア人たちはその光景を見て、「一体どんな有名人が来るの?」と思ったことでしょう。

そして、ついに廬山館長と弟子のお二人が到着ゲートが出てくると、「押忍!」とみんな礼をして、盛大な拍手が巻き起こりました。この大歓迎には館長も驚かれたみたいで、現地マスコミのインタビューで、「こんな大歓迎を受けて驚いたが、本当にありがたい。一生懸命ここで指導してお返しする」と仰っていました。

また、その場で館長が、「よし、中段突きやるぞー!三戦立ちしてー!」と号令をかけると、一斉に中段突きを始めました。終わると、また「押忍!」とみんな礼をして拍手。アルメニアの空港でこんなの初めてだったでしょうね。長旅を終えたばかりなのに、疲れた顔など見せずにすぐ周りを一つにまとめてしまう覇気というかパワーはさすが。でも、すごく気さくな方で、通訳していた妻も楽しそうでした。きっと素晴らしいセミナーになると思います。もし可能であれば、私も少し見学したいです。

しかし、そんな時間が取れるかどうか…というのも、妻が通訳で忙しいこの数日間は、私も子供の世話でけっこう忙しくなりますからね。今回は朝から晩までずっと妻は家にいないので、私と義母とで息子たちの面倒を見ないといけません。ママにあまり会えなくなるから、二人とも大丈夫かと心配ですが、妻には大切な仕事を頑張ってほしいと思います。

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廬山館長を出迎えようと集まった弟子や関係たち。地方にある空手道場なので、多くの人はわざわざ遠くから来ていました。

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ついに廬山館長が登場!アルメニアの伝統で、歓迎のパンと塩が用意されました。その大歓迎ぶりに驚かれていました。

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マスコミの取材を受ける館長。温かいもてなしに何度も感謝しながら、「アルメニアの極真空手の普及に尽力したい」と語られました。ちなみに赤い服のアルメニア人男性は腕相撲の世界チャンピオン!

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館長の掛け声に合わせて、みんなで中段突き!到着早々、この気合と一体感には感動しました。たまたま空港にいた人たちは何事かとビックリしたでしょうけど…

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さすが伝説の大先生だけあってお元気です。セミナーの成功を祈っています。妻も通訳、頑張って!

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