議会総選挙の12月9日実施が決定! 

朝晩は寒いですが、昼間は日が差しているとけっこう暖かいです。あいにく今日は曇り空で肌寒いですけどね。もう11月に入り、冬はすぐそこまで来ていますから、これから段々と寒くなっていくでしょう…

先日はハロウィンでした。日本では羽目を外し過ぎる若者たちのことがいつも話題になりますね…アルメニアでも若者たちが仮装パーティーを開いたりしますが、それほど大規模に祝ったりはしません。私にすると別にどっちでもいいお祭りなんですが、長男アレンが、「かぼちゃランタンを作って!」とせがむので、人生で初めて作ってみました。作るのはけっこう面白かったし、ランタンができると子供たちは喜んでいたので、来年もやってもいいかなあと思いました。

さて、昨日は新しく首相を選ぶ2回目の議会内投票が行われました。今回も候補者はニコル・パシニャン氏一人のみ。朝から質疑応答が行われましたが、この投票はあくまで形式的なもの。ブログに何度か書いたように、これは12月に総選挙を早期実施するためのプロセスなんです。憲法では、首相が辞任してから1週間後の議会内投票で新しく首相が決まらず、そのまた1週間後の投票でも決まらなかった場合、議会は解散となって選挙を実施すると規定されています。

共和党などの旧勢力が議会規則の変更を行って、選挙の早期実施を阻止しようとしたため、パシニャン首相は自ら辞任して議会を解散させるという切り札を使うことにしたのです。国民の圧倒的な支持を受けてパシニャン内閣が誕生したにも関わらず、議会はまだ共和党が過半数を占めるというねじれ現象が続いており、これを解消しないことには国家運営を効率よく行えません。というか、そもそも国民から全く支持されていない勢力が立法府を牛耳っている状態は民主国家とは言えませんから、選挙の早期実施はアルメニアの革命にとっては必要不可欠です。

気になる昨日の投票の結果ですが、誰もパシニャン候補に対して賛成・反対の票を入れなかったため、新しく首相は決まりませんでした。よって、議会は解散となり、12月9日に総選挙が実施されることになりました!同日中に大統領がこの選挙実施を承認する署名もしたので、アルメニアの将来を占う重要な選挙の早期実施が正式に決定しました。

今の流れだと、パシニャン首相が率いる政党が圧勝するでしょう。エレバンの市議会選や地方自治体選挙でも勝利し、改めて国民からの支持の高さを証明しました。まあ、とにかく旧勢力が嫌われまくっているというのも大きな要因ですけどね。にも関わらず、革命前までは共和党がいつも選挙で当たり前のように勝っていた事実からも、この国の選挙システムがどれだけ腐敗していたか分かります。

なので、結果よりもまず、有権者の意思が反映される公正な選挙が行われることが大事です。公正な選挙を通して、多くの国民が支持する政党や議員が選ばれるのであれば、どのような結果が出ても問題ありません。それが民主主義というものだし、アルメニアで民主主義がきちんと機能することこそが革命の最大の目的なわけです。

そういう意味でも、アルメニアにとって本当に歴史的な選挙になるでしょう。私は投票権はありませんが、今から期待と不安が入り混じった気持ちでワクワクしています。しかし、まさかこの1年の間にアルメニアで、市民の力によって前政権が倒され、民主的な選挙によって新政権が選ばれるなんて変革が起こるとは予想だにしませんでした。世界各地で大きな変化が起こっていますが、アルメニアの革命もその一つと言えるでしょう。とにかく、12月の総選挙が無事に行われることを祈ります。

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ひょうたん型のかぼちゃしか売ってなかったので、上下を切り分けて作ってみました。上の部分が帽子みたいになっていいですね。

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「すごく怖い顔にして!」というアレンの要望に応えて作ったかぼちゃランタン。なんかヴェノムみたいになりました。

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「パパ、作ってー」とお願いしたアレンよりも、次男のレオの方がランタンを気に入ったようです。お蔭さまでレオの風邪も大分よくなりました。

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