コーカサス最古の村の遺跡がアルメニアで発見!
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また大型で強い台風が日本に上陸するという予報が出ています。どうか皆さん、お気を付けください。
ニューヨークで行われた日米首脳会談で、日米物品貿易協定(TAG)締結に向けて2国間交渉に入ることで合意しました。安倍首相は、自由貿易協定(FTA)とは異なるとか、自動車関税の引き上げを回避したとか言っていますけど、アメリカ側は、「日本に対して完全なFTA締結を目指す」と明言しています。恐らく、日本をまんまと交渉のテーブルに引きずり出せたぞ!としたり顔でしょう。
その数日前にトランプ大統領が安倍首相を自宅に招いて夕食を共にしたことについて、”親密ぶりをアピール!”なんていう報道を見ましたが、「一体どこまでおめでたいんや…」と呆れました。もし友情で結ばれていたら、貿易問題で無茶な要求を突きつけて脅したりなんてしないでしょう。これは友情とか信頼関係とかではなく、ただの従属関係でしかありません。
さて、記事タイトルにもあるように、最近すごい発見がアルメニアでありました。紀元前7000年、つまり今から9000年前の村の遺跡が見つかったんです。しかも、その大発見をしたのは知り合いの日本の考古学者!普通にアルメニアで会うとお酒を飲みながらバカ話とかする仲なので、何だか不思議な感じです。発見した本人も、「予想以上にすごいものが出てきてビックリした」と言っていました。
今回その方が発見されたのは、アルメニアのアルマビル地方にあるレルナゴグという遺跡。そこから粘土で作られた円形の建物の遺跡が出てきて、調べてみたらなんと、約9000年前のコーカサス最古の村の遺跡だったそうです。アルメニアからは、5500年前の最古の革靴や6100年前のワイナリーなどが発見されていますが、9000年前ってもう想像つきません…
中東の周辺国では同じ紀元前7000年頃、またもっと古い時代の村の遺跡が数多く発見されていましたが、なぜかコーカサスではずっと見つかっていませんでした。そのため、今回の大発見にアルメニアの考古学界は大喜びしているそうです。そりゃそうですよね、自分たちにもそれだけ長い歴史があるんだぞ!という証拠が遂に見つかったんですから。
しかし、そんなアルメニアの歴史を塗り替えるような大発見を日本の考古学者が、しかも自分のよく知っている方が成し遂げたなんて、いまだに何だか信じられませんが、本当に嬉しいし誇りに思います。
今回その方から頂いた写真や情報を見ていたら(なので掲載の許可を頂いています)、考古学者でもないのにすごく興奮してしまいました。有村さん、おめでとうございます!これからも発掘作業がんばってください!
約9000年前の村の遺跡が発見された場所。背後に岩山がありますが、これは風を避けるために古い時代の遺跡がよく立地している地形だそうです。
村の遺跡の発掘現場。粘土で作れられた建物を持つ村の遺跡としては、現在のところコーカサス最古だそうです。今後も新たな発見があるかもしれないですね。
- [2018/09/28 05:55]
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