冬が到来
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日増しに寒くなってきました。既に、最高気温は6度、最低はー5度という寒さです。まだ12月初旬なので、これからもっと寒くなります。恐れていた冬が到来。「アルメニアの冬は寒いよー」とアルメニアの人々に言われていたので、覚悟はしていましたが、やっぱり寒いですね。でも、今のところ、思っていたほど問題はありません。
幸いアパートはけっこう保温性があって、室内はそれほど寒くないのです。アルメニアに住む前は、室内でも5度!なんて話を聞いていたので、「ウォッカでも飲まないと耐えられんな…」と思っていましたが、今はまだウォッカに頼らずに済んでいます。しかし、電気ストーブは買いました。けっこう電気代を食うらしく、月50ドルほど(私の大学の月給です…)になるそうなので、ずっとつけておくのは無理ですが、大分助かっています。
ソ連時代のセントラル・ヒーティングは、独立以後、ずっと稼動していません。大学などの公共機関では動いているのですが、一般家庭では止まったまま。ウクライナやベラルーシなどの旧ソ連諸国では今も稼動しているので、冬はアルメニア以上に厳しいですが、室内ではTシャツで過ごせるほどです。羨ましい…
しかしアルメニアは、これでもかなり良くなったんです。独立直後は、戦争や経済破綻による燃料不足で、人々は街にある木を蒔きにして暖を取り、冬を越しました。その時、街中の木は全てなくなったそうです。-20度以上にもなるアルメニアの冬をそうやって耐え忍んだ時代に比べれば、今は大分ましになりました。
ただ、水が問題ですね。お湯が出ないので、洗濯や洗い物をする時、冷たくて手の感覚がなくなりそうです。シャワーを浴びた後の寒さもこたえます。思っていたほどではないとはいえ、やっぱり冬の生活は厳しいです。今月中旬に一時帰国しますが、真冬の2月にまたアルメニアに戻ります。その頃の寒さを思うと、ちょっと気がめいりますが、せっかく住んでいるので、アルメニアの四季を体感してみたいと思います。
左は、室内のセントラル・ヒーティング。お湯が循環して、部屋が温められるのですが、今は動いていません。右は、バクという機械。水を溜めて、中にある電熱コイルで温めて、シャワーを浴びます。シャワーは水圧がないし、とにかく浴びた後は寒いです。水が多いと、温めるのに時間と電気代がかかるので、最低限のお湯でサッと浴びてしまいます。
- [2009/12/04 21:57]
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