国際結婚カップルとして現地TVに出演 

日中でもマイナス10℃に達する寒い日が続いています。さらに気温が下がるという予報が出ていて、今年の冬はどんだけ寒くなるねん!って感じですね。

さて、今日1月13日はアルメニアの旧正月、そして妻の誕生日!おめでとう!いろいろ料理を作って、友人や知人を呼んでお祝いする予定です。この機会に、いつもそばで支えてくれて、昨年二人目の子供を頑張って産んでくれた妻に感謝の気持ちを伝えたいと思います。

ところで、少し前にアルメニアである議論が起こりました。ここの有名な写真スタジオで、黒人と結婚した女性が、ご主人とお子さんと一緒にアルメニアの民族衣装を着て撮った写真をネットに載せたら、「アルメニア民族の純血を守れ!」、「なぜアルメニア人と結婚しないのか?!」など批判的なコメントが寄せられたそうです。

もちろん、その家族を擁護する意見も多数ありましたが、国際結婚が一般的になった時代にこんな議論が巻き起こるとは、さすが保守的なアルメニア…とにかく、それがけっこう話題になったため、ある現地テレビ局が私たち夫婦を取材したいと連絡してきたのです。

妻と子供二人と共に取材を受けましたが、質問には、「アルメニア人と結婚することについて、どう思ったか?」、「自分の日本人の血や遺伝子が、子供たちに受け継がれていると思うか?」といった内容のものがありました。

アルメニアに移り住む前から海外生活が長かったこともあって、私にすると、好きになって結婚しようと決めた女性がたまたまアルメニア人だっただけ。それは妻も同じ考えです。また子供たちについては、日本語がちゃんと話せるようになってほしいとは思いますが、民族的なアイデンティティーは自分自身で模索していけばいいんじゃないでしょうか…

あとで放送された番組を見たら、私たち夫婦のことを国際結婚のいい例として紹介してくれていました。ただ私は、今回の問題の主な原因は単純に批判されたカップルのご主人が黒人だったからではないかと思います。だって、ここはロシア人との結婚はよくあるし、たとえば写真に映っていた男性が欧米の白人とかだったら、こんなことは起こらなかったような気が…

「じゃあ、単なる人種差別じゃないか!」ということなりますが、日本含め、どこでもそういうことってあると思います。世界中を旅して偏見はない方だと思う私も、「自分は差別意識など全くない」と断言する自信はありません。気づかないうちに、性別や人種や職業などで他者をどこか見下してしまうことってあるんじゃないでしょうか。

かといって、差別や極端な民族主義を肯定するつもりは毛頭ありません。大切なのは、誰でも偏見や差別意識を持ってしまう危険性があるという認識を持って、他者への理解や想像力を忘れないようにすること。これって、自分をリベラルだ、平等だと信じている人も同じで、意見や思想が合わない人を対立構造に置いたり、自分のプライドを守ろうとして上から目線だったりなど独善的になりがちです。

こうやって記事を書きながら、「ああ、自分もそういうとこあるなあ…」と反省しますね。今回のことは、いろいろ考えさせられるきっかけになったし、自分への一つの戒めになったかもしれません。とにかく、せっかくいい例として紹介されたので、民族や文化の違いを超えて、いつまでも家族仲良く暮らしていきたいと思います。


アルメニア語ですが、放送された映像です。私は、「アルメニアとアルメニア人が好きだ。経済的に大変なこともあるが、ここが気に入っている」というようなことを話しています。

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