アルメニア・リトルシンガーズの映画上映会 

師走の12月に入り、今年もあと1か月を残すのみとなりました。今年は本当にあっという間でしたね。友人がたくさん訪ねてくれたり、会社を立ち上げたり、子供が生まれたりといろいろありましたから。日本にはない苦労もありますが、ここに住んでいると飽きることがないので楽しいです。

しかし、寒い日が続いています。最近はどんよりしとした天気で、余計に寒く感じます。今週日曜にはアルメニアで初めてJLPT(日本語能力試験)が実施される予定で、私は試験官を務めますし、多くの学生たちが受験します。みんな風邪を引かないようにしないと…

この寒さで長男アレンは少し風邪を引いていましたが、すぐ元気になって幼稚園通いを再開しました。しかし、多くの子供が風邪で休んでいて、幼稚園は閑散としています。仕方なくアレンは年長組に入れられていますが、それはそれで楽しいようです。

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「カメがレオにキスしてる!」と言って遊ぶアレン。微笑ましい光景です。

さて、一昨日はアルメニア・リトルシンガーズという合唱団のドキュメンタリー映画の上映会に妻と行ってきました。リトルシンガーズは、国際的に高い評価を得ている合唱団で、4年前には日本でも公演を行いました。今年3月には、「のど自慢ザ・ワールド」にも出演しました。その訪日前に、私は子供たちの日本語発音のチェックをしました。これについては過去の記事をご覧ください。(こちら)

今回上映されたのは、合唱団のスイス公演の映像を基にして制作された「光の声」というドキュメンタリー。これがけっこう良かった!子供たちの素晴らしい歌声を聞けるだけではなく、その厳しい練習風景や普段の子供らしい姿、指揮者との子弟関係など、合唱団の様々な一面を見ることができます。

合唱団の歌を聞いたスイスの聴衆たちが、「こんな美しい歌声を聞いたのは初めてだ!」「この感動は言葉で言い表せない!」と興奮して語るシーンもありました。中には感動のあまり泣いている人もいましたね。確かにリトルシンガーズの歌声には、言語や民族の壁を越えて人の心を揺さぶる力があります。

この上映会には、リトルシンガーズ側の招待で行ってきました。というのも、合唱団は現在日本の企業とあるプロジェクトを進めており、私の会社JASC(HPはこちら)がそのお手伝いをさせて頂いているのです。有難いことに、まさに「日本とアルメニアを繋ぐ」という企業理念どおりの素晴らしいお仕事で、責任と共に大きなやりがいを感じています。詳細はまた改めて書きますが、プロジェクトの成功を目指して頑張りたいと思います。


映画の発表会についての現地ニュース映像。文化大臣や有名な芸術家や俳優たちもいました。


今年3月に出演した「のど自慢ザ・ワールド」の映像。これが今回私が関わっているプロジェクトのきっかけとなりました。

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