書道を体験 

日本人教師として、自分がアルメニアでやれることはいろいろあるとは思いますが、学生に日本文化を教えたいと思っています。日本大使館もないアルメニアでは、日本語だけでなく、日本文化に接する機会もほとんどありません。

今月、授業で書道を教えました。と言っても、私は大した 腕前ではないのですが、とりあえず日本から持ってきた筆と墨で、学生に好きな日本語を書いてもらいました。書道という日本文化は知っていても、実際にやったことはない学生ばかりですから、みんな「難しい!」と言いながら、本当に嬉しそうでした。

 

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2年生のクラス。右端の「呂沙」というのは、彼女の名前「ロザ」を漢字にしたものです。ちょっと強引でしたが、自分の漢字名があるのは、とても嬉しいようです。他の学生たちも、小さく自分の漢字名を書いています。ちょっと間違っている子もいますが、それはご愛嬌。

 

 

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3年生のクラス。左の合気道を習っている学生は、「友好」と書きました。いいですね。右の学生は、なぜか「肉」…好きな言葉を書くように言ったのですが、自分の好きなものを書いたようです。まあ、これもご愛嬌。

 

 

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4年生のクラス。左端の学生は、漢字が大好きなので、とても楽しそうでした。 「美人」という言葉もありますね。まあ、確かに美人ですが…「美しい人になりたい」という思いを込めて書いたようです。コロンビアで書道を教えた時も、「美女」と書いた学生がいました。まあ、その子も確かに美女でしたが…

 

書道道具は1セットだけで(しかも硯や文鎮はない…)、あまり時間もなかったので、今回は細かい指導はせず、学生の書きたいように書いてもらいました。また時間を作って教えたいと思っています。とにかく、学生が喜んでくれて良かったです。

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