日本語弁論大会
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今週土曜に、モスクワでCIS諸国日本語弁論大会が開催されます。毎年この時期に行われて、アルメニアからも学生が一人参加します。今年は、4年生の教え子が出場するので、今日までずっと私が指導をしていました。明朝、学生はモスクワへ飛び立ちます。
主催者側から、大会について私に連絡があったのは、9月中旬。しかし原稿の提出期限は10月頭ということで、時間が全くなく、原稿を書いた学生はたった一人。時間的に厳しい中、一緒に内容を練り直し、文法や表現の修正と推敲を繰り返して、何とか納得できる原稿を完成させました。
それから毎日、スピーチの指導です。発音やアクセント、スピードなどの指導を行うのですが、学生は原稿を数日でほとんど覚えてきたし、発音もきれいなので、それほど苦労はしませんでした。しかし大勢の前で話す本番では、誰でも緊張して、忘れたり間違えたりするものですから、毎日時間を見つけて練習しました。
優勝者には、日本研修旅行が贈られます。大使館もないアルメニアの学生が、日本へ行ける稀な機会ですから、是非とも優勝してほしいと思います。しかし、ロシアや中央アジアからの高レベルの学生たちに勝つのは…うーん、正直かなり難しいです。
残念ながら、私はモスクワへ随伴することができず、現地で応援することができません。でも、短い準備期間だったにもかかわらず、学生はよく頑張ったし、いいスピーチになったと思います。私も、やれることは全てやりました。だから、結果は気にせず、自信を持って話してきてほしい、全力を出し切ってほしいと思っています。
出場する4年生のレナさん。この写真はスピーチのテーマにとても関係ありますが、それについては、大会の結果が出てから、また記事で書きたいと思います。とても真面目で素直ないい子です。頑張ってきてほしいです。
- [2009/10/22 09:05]
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