女性をテーマにした日本映画祭 

1月も中旬になりましたが、まだ息子アレンの幼稚園通いは再開していません。というのも、最近アルメニアでは豚インフルエンザによって10人以上が亡くなっており、学校や幼稚園の開始が延期されているのです。死者の多くは重症化してから病院に運ばれたため手遅れだったそうですし、保健省も「流行の恐れはない」と発表していますが、早く事態が収束してほしいと思います。

アルメニアの豚インフルエンザについては、なんと日本でもニュースになっていました。イスラム国の影響で、アルメニアまで危ないというイメージを持たれているので、このニュースはそれに追い討ちをかけそう…しかし、アルメニアは安全で、私も普段どおりに暮らしていますから、どうかご安心ください!

豚インフルで10人死亡 アルメニア

さて、今週末は日本大使館開設1周年を記念して、日本映画祭がエレバンで開催されました。昨年11月末にも映画祭がありましたが、今回はテーマが「女性」。なので、女性が主役の映画が上映されました。更に今回は、お二人の監督がアルメニアを訪問して下さいました。

「ぺタルダンス」の石川寛監督と、「旅立ちの島唄~15の春~」の吉田康弘監督で、両作品が上映された土曜日に劇場に来られました。上映後に開かれたレセプションでいろいろお話して、その勢いでレストラン櫻田にみんなで行くことになりました。

そこでも、お酒を飲みながら興味深いお話をたくさん聞くことができました。石川監督は、毎日女優さんたちに、「今日撮影するシーンでは、こういう気持ちを表現してほしい」と手紙を書いていたそうです。また吉田監督は、南大東島の一般人にも出演してもらい、現地の人たちが納得してくれるような映画を作ろうと心掛けたそうです。

少しでも良い作品を作り上げるためには妥協せず、多くの努力や苦労が費やされているんですね。本当にすごい!お二人とも気さくな方で、とても楽しい時間を過ごすことができました。遠いアルメニアまで来て下さった両監督、そしてこのような機会を作って下さった日本大使館の方々に感謝です。どうもありがとうございました!

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石川監督(左から二人目)、吉田監督(右端)と一緒に記念撮影。興味深いお話どうもありがとうございました!またアルメニアにいらっしゃってください!

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