夢がまた一つ叶いました! 

デヴィッド・ボウイの突然の訃報は、「エッ!うそ?冗談やろ?!」と全く信じられないほど驚きました。ビートルズがきっかけで音楽に目覚めた私は、若い頃50~70年代ロックに夢中になり、ボウイの作品も聞きまくった時期がありました。

ボウイの音楽スタイルは目まぐるしく変化しましたが、どの時代にも彼にしか作れない素晴らしい楽曲が数多くありました。最期まで変化することを恐れず、自己の老いや死さえ芸術に昇華させたボウイは敬愛するアーティストであり続けました。心から冥福を祈りたいと思います。


日本のライブ映像。大の親日家でもありました。しかし格好いい!

さて、昨日1月13日はアルメニアの旧正月、そして妻の27回目の誕生日でした。義祖母が亡くなったばかりなので、盛大に祝いませんでしたが、私や義母からプレゼントを渡しました。そのプレゼントの中に金のネックレスがありました。実は、義祖母は亡くなる前に、「リリットの誕生日に素敵なプレゼントを買ってあげて」と言って、義母にお金を手渡したそうです。義母はそのお金で美しいネックレスを買いました。

天国にいる義祖母からのプレゼントを受け取った妻は、大粒の涙を流しました。改めて義祖母の深い優しさに触れたような気がして、私も思わず涙ぐんでしまいました。そして、もう一つ妻を喜ばせたのは、息子アレンが「ハッピートゥユー!」と言いながらキスしたこと。とても愛らしかったです。

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大好きなママの誕生日を祝ってキスするアレン。最高のプレゼントですね!

ところで、今回の記事のタイトルに「夢がまた一つ叶った!」とありますが、嬉しいことに、私の学生の日本留学が決定したのです。3年ほど前から家庭教師で日本語を教えているリリットさんが文部科学省の留学生に選ばれて、今年4月から東北大学で日本文学を勉強することになりました。

日本大使館から吉報を受けたリリットさんはすぐに私に電話をかけて、「先生のお蔭です。本当にありがとうございました!」と嬉しそうな声で報告してくれました。私ではなく、元々ポテンシャルが高い彼女の努力のお蔭だと思いますが、そうやって感謝されると私も自分のことのように嬉しかったです。

過去に少し教えたことがある学生が日本に留学したことはありますが、彼女のようにずっと教え続けた学生が日本留学を決めたのは今回が初めて。日本語教師として、アルメニアから自分の学生を留学させることは一つの目標であり夢でした。やっと今年、その夢が叶いそうです。リリットさん、本当におめでとう!そして、ありがとう!日本でも頑張ってね!

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日本留学が正式に決まったリリットさん。とても真面目で頭のいい学生です。彼女の夢が叶って、私も本当に嬉しいです!

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