筑波大学がエレバン国立大学を訪問 

寒い日が続いています。その寒さのせいか息子アレンは先週半ばに扁桃腺を腫らしてしまい、また幼稚園を休んでいました。お陰様で、もうすっかり元気になったので、今週から幼稚園通いを再開しています。

昨日は義祖母のお葬式から7日後でした。アルメニアの習慣で、家族みんながお墓参りに行っていました。私も行きたかったのですが、アレンの面倒を見なければいけなかったので家に残っていました。妻も義母もいなくなるから泣くだろうなと思ったら、ずっとお利口さんにしてくれて助かりました。

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元気になったので、アレンをデパートの児童遊戯場へ連れて行ってあげたら、すごく喜んでいました。

ところで、我が家は義祖母が亡くなるまで4世代が同居していました。今は3世代同居。まさに日本の現政権が少子化対策として奨励している家族形態です。実際に子育てなどで助かる部分が多く、私自身は同居は本当に良い選択だったと思っています。皆さん、マスオさんも悪くないですよ!

しかし、私がそう肯定的に思えるのはあくまで結果論であって、これを政策として推し進めるのは如何なものか…核家族化は、経済発展によって個人の生き方が多様化し、選択の自由が増えれば避けられない現象。もし本気で少子化を食い止めたいなら、価値観を昔に戻そうなんてアホなことせず、時代にあった形で、結婚や子育てをしやすい環境を作る方が何倍も有効だと思います。

残念ながら、政府にはそういう考えがあまりないようです。未来を担う若者を支援するどころか、低所得年金受給者への現金給付を決めたり(これも大切なことではあるけど…)、一億総活躍なんて意味不明の役職を作ったり、的外れなことばかりしていますからね。ある統計によると、今後50年で人口が4000万以上も減る日本…小手先の政策ではなく、かなり思い切ったことしなければ何も変わらないでしょう。

さて、先週の半ばに筑波大学の方々がアルメニアを訪問され、私が教鞭を取るエレバン国立大学に来て下さいました。コーカサス地域の大学との協定締結を具体的に進めたいというお話に驚きましたが、とても有難いことなので、大学関係者も学生たちも喜んでいました。是非とも実現してほしいと思います。

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筑波大学の方々は2年生の授業を見学されました。学生がみんな日本語で自己紹介しました。

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遠いアルメニアまで来て下さって感謝です。近い将来、大学間の協定が結ばれることを祈っています。

そういえば、先週の天皇誕生日レセプションについて何も書いていませんでした。レセプション出席中に義祖母が亡くなったので、最後は急いで退席してしまいましたからね…今回は新しい公邸料理人の方が天ぷらを目の前で揚げて下さったり、櫻田さんが巻き寿司を作ってくれたりと、日本色が強く出ていました。短い時間でしたが、ご招待ありがとうございました!

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新しい公邸料理人の方が天ぷらを揚げて下さいました。揚げたての天ぷらはとても美味しかったです。

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セプションでの夫婦写真。正にこの時に義祖母が息を引き取りました。死に目に会えなかったのは本当に残念ですが、これも運命と受け止めるしかありませんね…

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