エレバンで原爆投下70周年追悼イベント 

昨晩は、偶然会った日本人バックパッカーと飲みました。旅に出る前SEをしていた女性は死ぬほど忙しかったらしく、「残業が月300時間だったこともある」とのこと。それを聞いた時は、驚いてビールを吹き出しそうになりました。残業300時間だと、土日も出勤して、毎日深夜まで働いてた訳で、完全に常軌を逸したレベル。極端な例だったかもしれませんが、日本人はなぜこんなに忙しんだろう…といつも疑問に思います。

さて、8月6日は、0年前に広島に原爆が投下された日。その悲劇を追悼するため、ヒカリ日本文化センターがエレバンの子供公園でイベントを行ったので、家族で参加してきました。その公園には、広島から送られた「祈りの石」が設置されていて、昨年の贈呈式にも参加しました。それについては過去の記事をどうぞご覧ください。(こちら)

イベントには、田口日本大使、他の在留邦人らも参加しました。ヒカリセンターのカリネ会長、そして田口大使が、原爆の犠牲者を悼み、平和の大切さを訴えるスピーチをされました。その後、ヒカリセンターの子供たちが折り鶴を祈りの石を捧げ、浴衣とアルメニアの民族衣装を着た女の子二人が、折り鶴を結んだ風船を空に飛ばしました。両国民族の平和への祈りが天に届いてほしいと願います。

原爆を巡っては、早期に戦争を終結させるためではなく、「核兵器を実戦使用したかった」「ソ連を牽制するのが目的だった」など諸説あります。実際に降伏寸前だった国に対して2発も原爆を投下する必要性などなく、私は人類が犯した最悪の蛮行の一つだと思っています。

しかし…そんな理不尽で残虐なことが起こってしまうのが戦争というもの。同じ人間同士が普通に殺し合う戦争こそが一番の問題です。日本人は平和ボケしているという意見をよく見聞きしますが、戦後70年、国民が誰一人戦争で殺し殺されることのない平和を維持したのは素晴らしいと思います。

隣国との領土紛争を抱え、若い兵士が死傷するニュースが当たり前に流れるアルメニアに住んでいると、戦争の悲惨さや平和の大切さを痛感します。息子を持つ父親になってからは尚更です。未来の世代のためにも、過去の悲劇を風化させることなく、平和を求める続けることが私たちの責務だと思います。

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スピーチされる田口日本大使。

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祈りの石に折り鶴をかけるヒカリセンターの子供たち。ヒカリセンターは、毎年広島に千羽鶴や灯篭を送る活動を行っています。

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両民族を代表して、女の子二人が平和への祈りが込められた折り鶴を空に飛ばしました。

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アレンも甚平を着てイベントに参加。子供たちのためにも、平和な社会を築き残していかなければなりません。

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