日本人バレエダンサーの舞台を鑑賞 

一昨日の6月1日は、国際子供の日でした。祝日ではありませんが、遊園地や動物園、広場などは家族連れで賑わいます。今年は私も、妻と息子を連れてエレバン中心部に出かけました。しかし、その日はアレンが昼寝をせず、夕方6時頃に寝てしまったので出発は8時過ぎ…それでも、まだ空は少し明るいですけどね。

オペラ前の広場や共和国広場に行くと、家族連れがたくさん来ていました。いろいろなアトラクションがありましたが、2歳に満たないアレンには、どれもまだ早すぎで遊べません。それでも、お祭り騒ぎなのは何となく分かるのか、アレンは風船を持って嬉しそうでした。

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オペラ近くの公園ではアニメ上映が行われていました。

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オペラハウス前のステージでは、歌や踊りのショー。やたらと騒がしくて、アレンは好きじゃなかったみたい。

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共和国広場の噴水ショー。きれいでしたが、水飛沫がけっこう飛んできて、アレンが驚いていました。

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アイスクリーム屋のマスコット。ちっとも可愛くない、というか怖いんだけど…でもアレンは喜んでいました。

さて、日曜は久々にオペラハウスでバレエを見ました。この舞台には日本人のバレリーナも出演していて、その方からご招待を頂いたのです。脇田紗也加さんという女性で、今年2月から「バレエ2021」というバレエ団に所属されています。このバレエ団には様々な国のダンサーが参加していて、日本人は脇田さん含め二人。

実は、アルメニア渡航前に私のブログを見つけた脇田さんからメッセージを頂いたのが縁でした。ちょうどイスラム国が邦人を殺害する事件が起こった時期で、シリアなどに近いアルメニア(まあ地図で見れば近いかな…)の治安について心配になり、渡航するかどうか悩まれていました。

私は、「アルメニアはとても治安がいいので、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ」とアドバイスしました。もちろん海外ですから気をつけるに越したことはないですが、治安面から渡航をためらうような国ではありません。それに、脇田さんにとって貴重な経験になるでしょうから、一歩踏み出してほしいという気持ちもありました。

やはり人生は、目の前にあるやりたいことや好きなことに挑戦することが大事。それには大抵リスクが伴いますが、チャンスを掴むためにはリスクを取る勇気が必要で、「後は何とかなる!」と信じて進んでいくしかありません。先のことなんて誰も分かりませんから、後悔しないように今を大切に生きるべきです。結果的に、脇田さんもアルメニアで充実した時間を送っているみたいで、渡航されて正解だったようです。

バレエの話に戻りますが、アルメニアの歴史をモチーフにした「二つの太陽」という劇で、ストーリーはちょっと難解でしたが、ダンサーたちの踊りは見応えがありました。特に、脇田さんが素晴らしかった!お世辞ではなく、妻も同じように絶賛していました。舞台終了後に初めてお会いしましたが、実際は小柄な方なのに、舞台では大きく見えて輝いていました。脇田さん、今回はご招待ありがとうございました!これからも頑張ってください!


写真・ビデオ撮影は禁止だったので、舞台の様子を放送した現地テレビの動画を掲載しておきます。

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