チェ・ゲバラ 

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写真は、キューバ革命の英雄チェ・ゲバラ 。黄色い丸の中に、ロシア語で「エルネスト・チェ・ゲバラ」と書かれています。スーパーで売っていた雑誌です。私はチェ・ゲバラの大ファンで、キューバにも行ったことがあります。それについては、ブログ「旅をする木」に書いていますのでご覧下さい。

ゲバラは、ラテンアメリカで、今も反米・反帝国主義の象徴としてカリスマ的人気がありますが、アルメニアでは、どうでしょうか…ゲバラがデザインされたTシャツが売られていますが、着ている人はほとんど見かけません。ソ連時代は自由がなかった悪しき過去として記憶され、人々は、社会主義や共産主義に対して強い嫌悪感があります。社会主義国家キューバの英雄ゲバラも、ここではあまり人気がないのかも…

ゲバラ自身は共産主義者を標榜していましたが、ソ連を訪れて、その腐敗した官僚機構や遅滞した経済などにひどく失望し、あからさまにソ連を批判する演説を行ったりしていました。それが元で、カストロとの間に軋轢が生じたという説もあります。

国によって歩んできた歴史が違うので、同じ人物や出来事に対する評価も違って当たり前。でも、私はやっぱりゲバラが大好きです。

 

ちなみに、この雑誌は7月に買ったのですが、急死したマイケル・ジャクソンの記事もあります。表紙に、ロシア語で「マイケル・ジャクソン」と書かれているんですが、分かりますか?

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