どんな人生を生きたいのか 

ここ数日、少し寒さが和らいで秋に戻ったような感じです。こうなると今年は暖冬じゃないかと期待してしまいますが、冬が本格化するのはこれからなので、あまり過度な期待はしないようにします。

さて、先月下旬からアルメニア通貨が急激に下落しています。3週間前に1ドル=418ドラムだった為替レートが、今では1ドル=457ドラム!世界的にドル高が進んでいますし、アルメニアの場合はロシア通貨暴落の影響も大きいと思います。しかし、この通貨下落によるインフレは勘弁してほしいものです。ただでさえ年々物価が上昇して生活は苦しくなる一方なのに…さすがに私も心配になってきます。

まあ、アルメニアで暮らしている限り、こんな生活不安は日常茶飯事。では、日本はどうでしょうか…経済的に発展していて、多くの人が安定した職に就いていますし、社会保障もアルメニアに比べればずっと整っていますから、もっと安心して暮らせるはずです。しかし逆に、漠然とした不安を抱えている人が少なくないように私は感じます。

漠然としているのは、大体が将来や老後に対する不安だからでしょう。そのため、少しでもリスクを取らないよう無難に生きたり、「万一のために…」と具体的な目的もなく貯金に勤しんだりする人が多いかもしれません。そんな生き方も否定はしませんが、あまりに先の不安に駆られて、一番大切な今を見失ってはいないでしょうか…

今したいと思うことをする、今しかできないことに挑戦する、そして今をとことん楽しむ。将来を思い煩うばかりに、そういうことを犠牲にしてしまったら、本当の意味で「生きている」とは言えません。もちろん将来について考えることも必要ですが、どんなリスクがあって如何に回避するか考えてばかりだと、また不安が募っていくだけです。

大切なのは、「自分はどんな人生を生きたいのか」ということ。かけがえのない人生をどう生きたら幸せになれるのか、自分にとって幸せな生き方とは何なのか…とてもシンプルなことですが、それを考えなければ、本当に自分がしたいことや求めているものは見えないし、ひたすら不安に怯えて時間だけが過ぎていきます。

ローマの哲学者セネカは、「我々は常に命の短さを嘆きながら、あたかも命が永遠に続くかのように振る舞う」という言葉を残しています。まさに時間は有限で、人生は短いのです。そして、その限りある人生は、他の誰のものでもなく自分だけのもの。いつ最期の時が来ても、「自分は与えられた人生を悔いなく生きた!」と胸を張って言える生き方をしたいと思います。

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当たり前ですが、みんな子供の頃は今を必死に楽しもうと生きていましたよね。そんなシンプルさを、いつまでも忘れないようにしたいものです。

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