ラヴァシュが無形文化遺産に! 

昨日・今日は朝から晴れていて、久々に気持ちのいい天気です。寒いことは寒いですが、青空が広がって明るいと何だか暖かく感じますね。

さて、今週はアルメニアにとって嬉しいニュースがありました。アルメニアのパン「ラヴァシュ」が、ユネスコの無形文化遺産リストに登録されたのです。過去にアルメニアからは、縦笛ドゥドゥクとその音楽、ハチュカルという独特の十字架石が登録されています。とにかく、アルメニアにとって誇らしい出来事ですね。

このラヴァシュは、小麦から作る薄いピザ生地のような伝統的なパン。麺棒や手で薄く延ばした生地を、トニルと呼ばれる地面に掘った窯の内壁に貼り付けて焼きます。田舎に行くと、今もこの伝統的なラヴァシュ作りを見ることができます。アルメニア人はそのまま食べたり、肉や野菜を巻いたりして食べますが、今日は面白いラヴァシュの食べ方をするアルメニア料理をご紹介します。

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エレバン近くの村で見たラヴァシュ作り。中央の穴はトニルと呼ばれる窯。

それは、ハーシュという伝統料理。牛足を長時間煮込んだスープで、寒い季節によく食されます。見た目こってりしていますが、一口飲んでみたらあっさりというか、ほとんど味がなくて物足りません。というのも、それ自体は味付けされておらず、食べる人が自分で塩とニンニクを入れて味付けするのです。

ここからが面白いのですが、ハーシュにはパリパリに乾燥させたラヴァシュが必ず付いてきます。そのラヴァシュを手で細かく崩して入れるのです。アルメニア人は、スープがほとんどなくなるまで入れて、スープの浸み込んだラヴァシュを食べます。時には、乾燥していないラヴァシュですくって食べたりもします。

これではひたすらラヴァシュを食べているだけのような気がして、私は「スープをそのまま飲みたいなあ」と正直思ってしまいます。味付けしたスープは豚骨スープみたいで美味しいので、アルメニア人の食べ方は何だか勿体ない気がするんです。でも、彼らにするとスープだけ飲むなんて邪道で、やはりハーシュは大量のラヴァシュで食べるもののようです。

あと、ハーシュを食べる時はウォッカを飲むというのも習慣です。まあ寒い時期の食べ物ですしね。でも、酒好きのアルメニア人が、強引に飲む理由をこじつけているような気がしなくもないんですけど…とにかく、正にこれからはハーシュの季節。アルメニアに来られたら、一度お試しください。もちろんアルメニア伝統の食べ方で!

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こってりした見た目のハーシュ。でも、初めは味が付いていないので、あっさりと感じます。

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そこに大量の乾燥したラヴァシュを投入!スプーンで混ぜて、スープの浸み込んだラヴァシュを食べます。

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知り合った日本人バックパッカーと最近食べに行ったのですが、重くて二人とも半分食べたらお腹一杯になりました。

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