後世に残すもの 

ここ毎日、朝からどんよりした曇り空で、起きても何だか目覚めが悪いです。午後には雲の切れ間から少し日が差してきて明るくなるんですけどね。早くきれいな晴天を拝みたいものです。

先週カラバフ軍ヘリコプターがアゼルバイジャン軍によって撃墜されましたが、その後ずっと墜落地点付近では、両国軍の激しい攻防が続いているようです。そのため、いまだに国際機関も近づけず、操縦士3名の安否も確認できていない状況です。(残念ながら、ほぼ確実に死亡しているでしょう…)

この事件は近年起こった中でも最も深刻な衝突で、両国間の緊張も高まっています。しかし、専門家は「大規模な戦争に発展する可能性はほとんどない」と分析していて、実際に私もそう思っています。

なぜなら、お互いに失うものが多過ぎるため、アルメニアもアゼルバイジャンも全面戦争を始めるつもりなどないからです。第二のドバイを目指して経済発展を続けるアゼルバイジャンは、ほぼ100%その気はないでしょう。そして、この領土問題を自国の影響力強化や武器輸出のために利用している大国にとっても、小競り合いが続く膠着状態の方が好都合なはずです。

もちろんアルメニアに住む私にしても、戦争など絶対に起こってほしくありません。しかし、半永久的に解決される見込みのない今の膠着状態が続くのも辛く感じます。結局、私たちの子孫に大きなツケを残すことになるのですから…

自分も父親になった今、子供たちは私たちの未来であり希望なのだと、子育てする中で実感する瞬間があります。国同士の争いや原発事故のような後世に負の遺産となる問題は、目先の利益などに振り回されずに、なるべく早く解決すべきです。そして、少しでもより良い世界を残していかなければいけません。

ネイティブ・アメリカンのある言葉をご紹介します。 「大地を大切にしなさい。それは親から与えられたものではなく、子供から借りているのだ。大地は先祖の遺産ではなく、我々の子孫のものなのだ」

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掃除機に興味津々のアレン。とにかく今は何でも興味を持つので目が離せません。でも、そんな無垢な子供の姿を見ていると無性に幸せを感じます。彼らのために、自分たちが今できることは何でしょうか…

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