最後の授業でついに登場!
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前回の記事にも書きましたが、むっちゃ寒いッス!相変わらず雪が降り、最高気温でもマイナスという日が続いています。今年も暖冬だったら…という望みはほぼ捨てました。こうなったら、日本じゃあまり体験できない極寒の冬を楽しむつもりです。
家の近所。真っ白できれいですけど、本当に寒いです。
さて、先日はまた日本人会で我が家に集まりました。夏に日本人会の活動を手伝ってくれた大学生・甲村くんが、またアルメニアに戻ってきたのです。そして、急遽日本人バックパッカーも加わり、賑やかで楽しい夕食会となりました。いつものことですが、最後の方は酒を飲みながら、いろいろと語り合いました。私、お酒も好きですが、居酒屋とかで語り合うのが大好きで、結局そのためによく人を呼んで集まっているのかもしれません。
あと、一昨日は大学で今年最後の授業でした。今は2年生と4年生のクラスを一つずつ受け持っていて、4年生は職業訓練などがあるため来年はもう授業がありません。つまり、本当に彼らにとって最後の授業だったのです…まあ、来月中旬にテスト期間にもう一度会いますけどね。
とにかく最後ということで、いつものように私はオフコースの「さよなら」をギターを弾いて歌いました。そしてこれもいつものことですが、歌い始めると、何人かの学生が泣き始めてしまいました。サビを歌うと、もう3人ぐらいは目が真っ赤…
別に泣かせるつもりはなく(大体これって恋人の別れを歌った曲だし)、「さよならー」と繰り返すので、初級の学生にとっても分かりやすいということで、最後にこの歌を歌うことにしているのです。何にしても、私との別れを名残惜しんで泣いてくれるのは毎回嬉しいですね。「一番大好きな先生です!ありがとうございます!」と言われて、私も少し泣きそうになりました。
また、来年は午年ということで、折り紙の馬を教えました。これも、学生たちはすごく喜んでくれました。そして授業が終わる直前に、学生たちがずっと心待ちにしていた人が登場しました。それは…息子アレン!生まれて40日経ってからというもの、「いつ連れて来てくれますか?」と毎回言われ続けて、やっと最後の授業日にその希望を叶えてあげられました。
自分で折った馬を持って嬉しそうな4年生の学生たち。素直でいい子たちが多くて、一緒に楽しい時間を過ごせました。
アレンを抱いた妻が現れた瞬間、ワー!と歓声が上がりそうになりましたが、アレンが寝ていたため、みんな静かに集まってきました。そして、小さな声で「可愛い!」と何度も言ってくれました。アレンに会えて、みんな本当に喜んでくれて、寒い中連れて来て良かったです。ありがたいことに、学生たちはプレゼントも用意してくれていました。
寝ているアレンの顔を覗き込む学生たち。我が子が人気者になるのは、やっぱり親としてはいい気分です。
素敵な子供用ジャケットをプレゼントしてくれました。もう少し大きくなったら着せようと思います。
その後すぐに2年生の授業もありましたが、同じようにアレンの登場に学生たちは大喜びしてくれました。みんな笑顔で集まってきて、「可愛い!」と言いまくってくれて、親としては照れくさいやら嬉しいやら…そのクラスの学生たちも、わざわざケーキを用意してくれました。いやあ、心優しく温かい学生たちに恵まれたなあと感動しました。
異国で教師をするのは大変なこともありますが、こういう素敵な瞬間もたくさんあるから頑張れるのでしょう。お互いに思い出に残る素晴らしい最後の授業になりました。
2年生の学生たちも、アレンを一目見ようと集まってきました。
ケーキを用意して、アレンのために「ハッピーバースデー」を歌ってくれました。こういうアルメニア人のノリがよくて優しいところは大好きです。
2年生のクラスでも、折り紙の馬を教えたら、みんな大喜びでした。
- [2013/12/22 18:32]
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コメント
大使館
再来年(約1年後)アルメニアにも日本大使館ができるようです。 おめでとうございます。 今後のご活躍を祈念いたします。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131220-OYT1T00945.htm
ありがとうございました
この間はパティーにお招きありがとうございました。とても楽しかったです。アルメニアのこともいろいろ教えていただいて、アルメニアにもっと興味を持ちました。また、アルメニアに行った時はよろしくお願いします!!
Re: ありがとうございました
Sachiさん
コメントありがとうございます。こちらこそ来て頂いて、また夜遅くまでお付き合い下さってありがとうございます。またアルメニアで会えたらいいですね。では気をつけて旅を続けて下さい。
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