新学期が始まりました
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2020年夏季五輪の開催地、東京に決定!アルメニアでは、夜中12時過ぎに結果が報道されました。先週、日本フィギュアの強化合宿を見に行った際に、関係者の方に東京オリンピック誘致のバッジを頂いたのですが、まさにそれが実現したわけですね。日本、おめでとう!
ずっと優勢だった東京、汚染水問題で失速しましたが、他の候補地もいろいろ問題を抱えていたため、無事に選ばれました。しかし、原発は確かに深刻な状況…世界に向けて、あれだけ「安全」をアピールしたからには、政府にはしっかりと対応してほしいとは思います。
頂いたピンバッジ。「オリンピック候補地」と書かれています。今では「開催地」です。
ところで、妊娠中の妻が、ついに臨月に入りました。出産に臨む月…まさに、いよいよという感じです。お陰様で、ここまで順調に来ました。あとは、元気な子供が生まれることを祈るばかりです。
あと、先週から、教鞭を取る言語大学で新学期が始まりました。「今年から日本語が第一言語になる」と大学側から聞いていましたが、結局そうはならず、第三言語のまま。それでも、一つクラスが増えました。英語専攻の2年生のクラスです。
相変わらず女子生徒ばかりで、男子は一人だけ。最初の授業では、まず私の自己紹介をして、その後日本語の簡単な挨拶を教えました。当分ひらがな・カタカナを覚えてもらうので、「日本語には三種類の文字があってねえ」などと説明すると、「エーッ!難しい-!」と、数人から悲鳴が上がります。
まあ、第三言語で、強制的に勉強させられている子たちなので、当然の反応です。私も、もう慣れています。とにかく、そういう学生に、いかに楽しく勉強してもらうかが最も苦労するところ…それで、歌を教えたりしているのですが、早速2回目の授業でギターを持って行って歌いました。
いつも最初に教えるのは、赤い鳥の「翼をください」。歌詞が短くて、メロディーも覚えやすいので、学生には毎回好評です。私も、アルメニアに来てから何回歌ったでしょうか。私の世代で、これだけこの歌を歌っている人ってあまりいないはず…
それはさておき、まだ全く文字が読めない学生たちなので、ローマ字も併記した歌詞を配って、ギターを弾いて歌いました。私の歌なんかでも、「きれいな歌だなあ」と感じてくれているのが、学生たちの反応から分かります。歌い終わると、拍手喝采!(といっても、聴衆は15人だけですが…)
よほど感動したのか、学生の一人には、「We are your fan!」と言われました。そこまで盛り上がらんでも…ともかく、歌をかなり気に入ってくれたようで良かったです。その後、「先生、もう一回!」と催促され続けて、結局みんなで3回も歌いました。
いつものことですが、半分ぐらいの学生は、次第にやる気がなくなってきてしまいます。なので、時々こうやって歌などを教えて、楽しい時間を過ごしてもらい、少しでもやる気を持続させることができればと思っています。
日本語を学ぶ新しいクラス。素直ないい子たちです。日本語難しいけど、一緒に頑張りましょう!
- [2013/09/08 15:49]
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