歯が生えたら
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今日は休日です。というのも、明日28日は祝日なので、急遽政府が今日も休みにして4連休になったのです。
さて、妻の従兄弟には1歳の子供がいるのですが、その子に歯が生えたことを祝うパーティーに行ってきました。アルメニアでは、子供に最初の歯が生えたら、それを記念してお祝いするのです。
日本でも、離乳食を始める生後100日頃に、「お食い初め」と呼ばれる儀式をすることがありますね。あれは、子供の成長を喜ぶと共に、一生食べ物に困らないようにという願いを込めて行われるそうです。
アルメニアでは、パーティーを開いて、最後に子供にある面白いことをさせます。それは将来の仕事選び。といっても、1歳の子供に仕事が選べるわけないので、まあ一種の遊びのようなことをします。
医者や作家などいくつかの仕事に関係する物を並べて、子供に選ばせます。で、何を選んだかで、将来の仕事を予想するわけです(例えば、ペンなら作家)。しかし、最近は職業を書いた紙を選ばせることが多く、従兄弟の子供もそうしました。
子供は、状況など理解しないまま、その時の気分で手に取るだけなので、一番盛り上がっているのは周りの大人たち。従兄弟の子供は、「調理師」と書かれた紙を選んだんですが、大人達はギャーギャー大騒ぎ。当の子供はポカーンとしていました。
私も、秋に子供が生まれるので、将来この儀式をするんでしょうね。中々面白かったですが、他人の子だと、「そんなに大騒ぎせんでも…」と思ってしまいます。これが自分の子供だと、やっぱり興奮してしまうんでしょうか。
でも、歯が生えるというのは、子供の大きな成長の証ですから、親としてすごく嬉しいことですよね。私も、我が子に歯が生えたら大喜びするような気もします。今は、そんな自分の姿をあまり想像できませんが…
訳分からんままテーブルに座らせられる妻の従兄弟の子供。
派手にするためでしょうか?イマイチ理由は定かじゃありませんが、子供の頭に布を被せて、その上からポップコーンをかけます。
子供は、職業が書かれた紙そっちのけで、美味しそうにポップコーンを食べてました。
周りに促されて、やっと紙を一枚手に取りました。紙に書いてあったのは「調理師」!周りの大人が一喜一憂して騒がしかったですが、面白いイベントでした。
「将来、調理師になるんだって!」と言っても分かりませんよね。子供は、周りの歓声など気に留めず、ひたすらポップコーンを食べてました。とても可愛らしかったです。
ちなみにパーティーでは、こんなケーキも用意されました。歯型の甘いケーキって矛盾してるような…でも、美味しかったです。
- [2013/05/27 16:49]
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コメント
健やかな成長を願います。
ブログいつも楽しく見させていただいています。とてもかわいいお子様ですね。アルメニアの大人の男性は濃いソース顔のけっこう強面(コアオモテ)系が多いと聞いています。その分子供のときには特にかわいく、人生のなかでバランスがとれるようにできているのでしょうね。
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