戦争のつくりかた 

寄贈本の中で、とても興味を引かれた本がありました。「戦争のつくりかた」。一緒に確認作業をしていたアルメニア人の友人に見せたら、「何それ?」と怪訝な顔をしました。確かにタイトルだけ見たら、戦争マニュアルのようです。

内容は、どのように国家が戦争を引き起こすか、つまり最も大切なものが命ではなく、国になってしまう過程が分かりやすく絵本形式で書かれています。平和憲法を持つ日本が、少しずつ戦争のできる国になっていく…有事法案やテロ特措法が成立した今の日本を見ていると、現実味のある話です。本の帯にも、こう書かれています。「これは空想にもとづく作り話ではありません」

私は、今アルメニアに住んでいます。アルメニアはアゼルバイジャンと戦争をし、今も領土問題で揉めています。先週まで滞在したグルジアも、同じように領土問題でロシアと戦争がありました。ここにいると、戦争は身近な問題に感じます。

グルジア人の友人は言いました。「戦争は何の意味もない。誰も戦争なんて望まない…」 しかし、いつまで経っても戦争はなくなりません。戦争を起こさないためには、本の最後にも書かれていたように、やはり人間の不断の努力が必要なのです。アルメニア人にも、日本の多くの人にも、是非読んでほしい一冊です。

 

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戦争は決して他人事ではないのです。それが分かりやすく書かれているので、是非読んでみてください。

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