ロシア語
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日本から持ってきた本でロシア語を勉強していますが、とても難しい言語です。私は英語とスペイン語が分かるのですが、それらと比べてもロシア語はかなり複雑です。
ロシア語は、キリル文字を使います。ラテン文字とよく似ていますが、音が違ったり、ラテン文字にはないものもあります。例えば、HがNの発音だったり、PがRの発音だったりします。しかし、文字や発音を覚えるのは大して難しくありません。
問題は文法。とにかく、ややこしい…名詞は、男性、女性、中性とあり、形容詞もそれに応じて変化します。動詞は、「私」「あなた」「彼」など、主語によって6種類の変化をします。これらはスペイン語も大体同じで、あまり抵抗はありません。スペイン語が分かることは、ロシア語の文法を理解する上で、かなり助かっています。
ロシア語を難しくしているのは、複雑な格変化。日本語の「は」「の」「を」「に」などの代わりに、ロシア語では名詞の形が変化します。例えば、「これは本です」と「本を読みます」では、本という言葉の形が変わります。しかも「ナターシャを」と「ナターシャに」では、ナターシャという人名まで変化します。更に名詞が格変化すると、付随する形容詞なども全て格変化して…ウワー、何じゃこれは!と叫びたくなります。
他にもいろいろ覚えることが多く、特殊な活用もあるので、もう訳が分かりません。こんな難しい言葉を第二言語として、アルメニア人はよく普通に話せるなあと感心しますが、小さい時から自然に耳にしていると、どんな複雑な言語でも話せるようになるんですね。
まあ、今まで勉強したことのない言語ですから、できなくて当然。コロンビアでも、最初スペイン語はほとんど理解できませんでした。ロシア語も、コツコツやれば少しずつ分かるようになると信じないと…少なくとも、日本語を学ぶ学生の苦労や気持ちが、もっと理解できるようになるとは思います。
- [2009/08/17 17:38]
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