ヒカリセンターが日本へ! 

昨日8月6日は、広島の原爆記念日でした。原発事故以降、この日は日本、そして世界にとって更に意義深いものになったと思います。今年は、トルーマン元大統領のお孫さんが参列して話題になりましたが、アルメニアからも訪問団がいました。

それは、NGO・ヒカリセンターの訪問団。アルメニアで子供達に折り紙を教えている団体で、7年前から子供達が作った灯篭と千羽鶴を広島に送る活動を続けています。これについては、過去に記事にしたことがあるので、そちらをご覧ください(こちら)

私もその団体の活動を時々お手伝いしているので、4月に「アルメニアに本を送る会」の訪問団をヒカリセンターにお連れしました。その時に、今年是非とも広島を訪問したいという希望を聞き、会として協力することにしたのです。

ビザの手続きだけでなく、「せっかく日本まで来られるのだから」と、大阪・京都の滞在や観光のお世話もすることになりました。日本の会役員の方々が精力的に動いてくださり、無事に今回の訪日が実現しました!ヒカリセンターの長年の夢を叶えるお手伝いができて、本当に私たちも嬉しいです。

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子供達が作った灯篭。一つ一つに、平和への祈りが込められています。

そして、訪問団は何と私の実家にも一泊しました。私の地元は兵庫県の相生という小さな町なのですが、大阪と広島の間にあり、新幹線も止まります。また、日本の一般家庭も知ってもらおうということで、皆さんに実家に滞在してもらいました。

すでに会役員と母から、「ヒカリセンターの方々と楽しい時間を過ごすことができた」との報告がありました。さすがに暑い中、大人・子供総勢6人のお世話はいろいろと大変だったと思いますが、きっと素晴らしい草の根の交流になったでしょう。

昨日、ヒカリセンターの訪問団は、広島で平和を祈りながら手作りの灯篭を流したはずです。アルメニアも、原発が稼動し、歴史問題や領土問題で近隣諸国と争いを抱えています。原爆の日に、実際に広島を訪れて何を感じたでしょうか…帰国されたら、是非ともお話を聞きたいですね。

今回の訪問が、両国の友好親善の一助になり、アルメニアの子供達の平和への祈りが届くことを心から願っています。

清水寺 到着日の夕食 
ヒカリセンター訪問団と「本を送る会」役員。楽しい交流だったそうです。ご協力して下さった方々、本当にありがとうございました!

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