伝統楽器カノン 

アルメニアに本を送る会の訪問団に続き、片岡さんもアルメニアに訪問されましたが、皆さんは私が勤める国立言語大学にも来て下さいました。

いつもは、訪問客のために、学生たちが私のギターに合わせて、「翼をください」や「さくら(森山直太郎の)」を合唱するのですが、今回は一人の学生が素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。

それは、伝統楽器カノンの演奏。カノンは、カーヌーンとも呼ばれるアラブ起源の楽器。いわゆる琴のような楽器で、アルメニアの民族音楽の演奏にも必ず登場します。台形の箱に弦が張られていて、それを爪弾いて演奏するのですが、演奏中も弦の張りを素早く操作して音域を広げます。

そのカノンをずっと習っている学生がいて、日本の訪問客の前で演奏してくれました。もちろんアルメニアの民族音楽を弾いてくれましたが、何と日本の音楽も演奏してくれたんです。私がいつも最初に学生に教える、赤い鳥の「翼をください」

自分で音を取って練習したんだそうです。演奏を聞いた時は、驚くと同時に、感動してちょっと泣きそうになってしまいました…自分が教えた日本の音楽を気に入って、学生がこうやって演奏してくれるなんて嬉しいですよね。教師やっていて良かったと思える瞬間でした。


カノンで奏でる「翼をください」、素晴らしかった!しかし、こういう弦がたくさんある楽器は、弾く時によく間違えないなあといつも感心します。


偶然ですが、先週金曜にウィーンで開かれた、「ユーロヴィジョン・ヤング・ミュージシャン」という若いクラシック演奏家のコンテストで、アルメニアのカノン奏者が第3位に選ばれました。ちょっと長いですが、その時の演奏の動画もどうぞ!


若干15歳のナレク・カザジヤン。大舞台で素晴らしい演奏を披露して、堂々の3位!ちなみに、2位はオーストリアのバイオリン奏者ですが、実は彼もアルメニア系です。

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