ガルニ神殿
- 観光
- | トラックバック(0)
- | コメント(0)
今週から、かなり暑くなりました。今年は本当に春が短かったですね。大学の中間テストも終わってホッとしているところです。相変わらずカンニングはひどいものですが…
さて、ゲハルト修道院の後、アルメニアに本を送る会の方々と、ガルニ神殿を訪れました。ここはエレバンからゲハルト修道院へ向かう道の途中にあるので、いつもこの二つをまとめて観光します。
ガルニ神殿は、紀元1世紀にアルメニア王ミトリダテス1世によって建てられたそうです。当時のアルメニアは、ローマの間接支配を受けていたので、神殿はヘレニズムの影響を強く受けています。また、この神殿は、アルメニアに残された唯一の異教のものなのです。
キリスト教を受け入れる前のアルメニアは多神教で、ガルニは太陽神ミトラを祀ったものでした。そんな歴史的に貴重な建築物ですが、17世紀に大地震で崩壊しました。現在ある神殿は、その後再建されたものです。
私が初めて訪れたのは2000年。その年に世界遺産に登録されたそうですが、当時アルメニア自体が観光地として知られていなかったので、だーれもいませんでしたね。12年ぶりのガルニ神殿には、アルメニア人や外国人の観光客がたくさん訪れていました。
ギリシャのパルテノン神殿を小さくしたような建築物。ギリシャ・ローマ文明の影響をみてとれます。
神殿は見晴らしのいい山の上に建っています。神殿近くには、ローマ浴場の遺跡があり、床のモザイク画が残っています。
行き方:エレバンのマシブという地域にあるバス停から、定期バスが出ています。エレバンから50分ぐらい。
- [2012/05/05 02:53]
- 観光 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://armeniajapan.blog54.fc2.com/tb.php/334-701b2082
- | HOME |
コメントの投稿