花飾りの祭 

4月1日に開設した「アルメニア日本人会ブログ」。すぐに好意的なコメントがあって、滑り出しは順調です。ありがとうございます。そちらも是非ご覧になってください。

アルメニア日本人会ブログ

役員の一人が、初ブログに挑戦して、先週日曜のキリスト教の行事について書いてくれました。それと被ってしまいますが、私もその行事を見に行ってきたので、ここでもご紹介したいと思います。

それは、「ツァフカザルト」という行事。意味は「花飾り」で、復活祭(イースター)の一週間前に祝われます。キリストがエルサレムに入城した際、住民がオリーブの枝を持って歓迎したことに由来する祭り。こちらでは、春の訪れを感じさせるネコヤナギの枝が飾られます。 

妻と一緒に教会に行くと、たくさんの参拝客が来ていて、みなネコヤナギの枝を買っていました。私たちも買って持ち帰っている時にふと、「そういや、なんでネコヤナギって言うんだろ?」と思ったら、何とアルメニアでも、通称ネコと呼ばれているんだそうです。

調べてみると、あのフワフワした花穂を猫の尾に見立てたことによるそうです。国は違えど、考えることは同じなんですね。面白い。とにかく、花飾りという祭りだけあって、その日以来エレバンも暖かくなりました。ついに春が来たようです。

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教会前で、ネコヤナギの枝が売られていました。そして、柳の細枝を丸く編んだ飾りも売られていました。右のおじさん、顔すごいことになってる…
  
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教会ではたくさんの人が祈りを捧げていました。先ほどの飾りを頭に被っている人も。まるで磔刑時のキリストのようですが、それを真似している訳ではないそうです。

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