日本でも入籍 

11月中旬に、グルジアの日本大使館に婚姻届を提出しました(こちら)。その後、書類は外務省に送られて、本籍のある市役所に報告がいくそうなのですが…結局どうなったのか確認するのを忘れていました。

何か書類に不備でもあったら、またグルジアへ行く羽目になるので、提出直後は少し心配していたんですけどね。年末だったこともあって、すっかり頭から消えていました。

で、一昨日親が市役所に確認しに行ってくれて、無事に12月2日に入籍手続きがされていたようです。ゲッ!もう1ヶ月以上前じゃないか!日本で法律的に夫婦となった記念すべき日なのに、全く気づかないまま過ぎていました…

まあとにかく、これで結婚の手続きは、アルメニアでも日本でも全て終わったことになります。良かった、良かった。大使館がない国なので、面倒なことも多かったですが、今となってはいい思い出です。

ところで婚姻届には、例え相手が外国人であっても、名前をアルファベットで記載できないの知ってますか?戸籍にはカタカナ表記しかできないからです。だから、妻の名前もカタカナで書きましたが、妻の苗字にはそれだと少し無理のある音があるんです。

アルメニア文字でխと表記される音で、アルファベットだとKHと書かれます。どのような音かというと…ちょっと汚いですが、痰を吐く時に喉の奥で出すような音。日本語にはなく、カタカナでは正確に表記できません。日本人には、かなり発音しにくい音です。

それでも戸籍のルールですから、仕方なくカタカナで書きましたけど、アルメニア人にとってはちょっと変でしょうね。日本語にはない音がすごく多い言語の国の人と結婚しても、必ずカタカナ表記になるので、原語から相当かけ離れた名前になってしまう場合もあるかもしれません。

それはともかく、妻の名前がカタカナで書かれた、新しい自分の戸籍を見てみたいものです。

さて、以前も書きましたが、今年は日本・アルメニア国交樹立20周年で、文化イベントなどを開催する予定です。まずは、3月か4月に大学で日本文化祭ができれば…と考えています。そのためにいろいろと必要なのですが、大使館もない国なので、ほとんど手に入りません。

それで、もし不要になった着物や浴衣、半被や帯、下駄や扇子などがございましたら、「アルメニアに本を送る会」に送って頂けませんか。着物などに限らず、日本文化紹介に役立つようなものを送って頂けたら、大変助かります。

20周年を機に、両国の友好を深めたいと思っておりますので、どうかご協力のほど宜しくお願い致します。送付に関する情報は、下をクリックして会HPをご覧ください。

アルメニアに本を送る会

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