ズヴァルトノツ古代遺跡 

昨日は、金正日総書記と、チェコのハヴェル前大統領の死去のニュースがありました。日本は、北朝鮮の話題で持ち切りだったようです。ハヴェル氏は、ビロード革命を主導して、共産党政権を倒した人物。この対照的な二人の訃報が同日に伝えられるなんて、何か不思議ですね。

さて先月初め、サルダラパットを訪れた後、私たちはズヴァルトノツ古代遺跡にも足を延ばしました。エチミアジン大聖堂の近くで、大聖堂と共に世界遺産に登録されています。エレバンのズヴァルトノツ国際空港は、この遺跡の名を冠しています。

元々は「聖グリゴル・ルサヴォリチ大聖堂」と呼ばれ、7世紀にカトリコス・ネルセス3世によって建てられました。現在では、大聖堂の原型はほとんど残っていません。

しかし、当時は45mもの高さがあり、「天使の大聖堂」と呼ばれる立派で荘厳なものだったそうです。10世紀に地震によって倒壊し、20世紀初頭まで埋もれていました。遺跡内には、カトリコスの宮殿やワイナリーの跡も残されています。

エチミアジン大聖堂まで行ったら、是非ズヴァルトノツ古代遺跡も訪れてみて下さい。

DSCN8168armenia11-12-19.jpg DSCN8180armenia11-12-19.jpg 

DSCN8177armenia11-12-19.jpg DSCN8169armenia11-12-19.jpg 

DSCN8175armenia11-12-19.jpg DSCN8172armemenia11-12-19.jpg 
大聖堂の列柱、宮殿やワイナリーの跡などを見ることができます。また、晴れた日にはアララト山もきれいに見えます。 ちょうど新婚さんが写真撮影に訪れていました。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://armeniajapan.blog54.fc2.com/tb.php/298-a2d431c5