映画館でのマナー
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先週はエレバン国際映画祭で、多くの人々が映画館に詰めかけました。貧しいのに、こういう文化レベルが高いのはアルメニアのいい所なんですが、アルメニア人のマナーの悪さには辟易しました。まあ、これはアルメニアに限らず、訪れた途上国の多くはそうでした。
まず観客が上映時間を守らない。映画が始まってからも、次々に人が入ってきます。中には、1時間も経ってから入ってくる人もいます。映画の半分が過ぎてから見ても仕方ないと思うんですが…人がそれだけルーズなのに、映画はほとんど時間通りに始まるのは不思議です。
あと、映画を見ている時に、話をする人もいます。小さい声で話しているんですが、それでも上映中はよく聞こえます。映画について話しているんでしょうけど、上映後に話せばいいと思うんですけどね…
一番ひどかったのは携帯電話。電源を切らない人、マナーモードにしない人が多くて、映画の途中、絶対にどこかで電話がなります。しかも、そのまま取って話をする人が多いんです。呼び出し音だけでも気になるのに、取って話をするなんて日本だったら完全なマナー違反。
一応、「上映中、携帯電話は使用しないで!」という張り紙はあるんですが、あまり誰も気にしていないようです。ヒソヒソ話や携帯電話に対して、咎めたりするような人は皆無…
初めは、これらのマナーの悪さが気になって苛立ちました。悲しいシーンで、お気楽な呼び出し音が鳴ったりしたら、せっかくの雰囲気がぶち壊し…真剣に見ているこちらにしたら、たまったものではありません。しかし、慣れとは恐ろしいもので、3日ほどするとあまり気にならなくなりました。
当然、皆がマナーを守って、映画に集中できた方が良いに決まっていますが、ここは日本じゃなくてアルメニアですから…しかし、私はちゃんと上映前に携帯電話の電源を切っています。慣れ過ぎて、悪いと思うことまで真似したくないですもんね。
- [2009/07/21 19:10]
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