エレバン国際映画祭 

昨日まで、エレバンで国際映画祭がありました。毎年この時期に開催され、世界中の様々な映画が公開されます。毎回、日本映画も参加しているのですが、今年は、小栗康平監督の「泥の河」や「死の棘」などの全作品が公開され、小栗監督もアルメニアに招待されました。

アルメニアでの日本映画に対する関心は高く、小栗監督の舞台挨拶の時は、多くの人々が詰めかけていました。私も、彼の作品の映像美や静寂が好きです。

映画祭の期間中は、全ての映画が300ドラム(80円ほど)で見られます。中には無料で見られる映画館もあり、今は時間があるので、私は一日3本ぐらい見ました。日本ではあまり見ることのできない国の映画が見られるし、芸術性の高い作品が多いからです。

アルメニア、イスラエル、トルコ、ウクライナ、イラン、ポーランド、セルビアなど、様々な国の映画を20本以上見ましたが、ドキュメンタリー作品に傑作が多かったと思います。最終日は、パラジャーノフの「ざくろの色」を見ました。本当に、とことん映画を楽しめた1週間。やはり、映画は映画館の大スクリーンで見るべきです。日本は入場料が高すぎ!欧米と比べても高いですから…

10月初めには、第一回アニメーション祭が開催されます。ロシアやアルメニアの古典アニメが中心で、日本アニメが上映されるかはわかりませんが、それも今から楽しみです。

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左は、エレバンで一番大きな映画館「モスクワ」。毎日いろいろな映画が上映され、多くの人が詰め掛けました。右は、舞台挨拶をする小栗康平監督。

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