原発をテーマに取材 

今日5月28日は、「1918年の共和国の日」というアルメニアの祝日。1918年から1920年まで存在したアルメニア民主共和国の独立記念日です。それを祝って、大きな野外コンサートなどが開かれるようです。

さて、一昨日と昨日は、日本のテレビ番組の依頼で、取材ロケを行いました。その番組のテーマは「原発」今の時期、とても意義深いテーマです。そこで、アルメニアの現状も紹介することになったのです。

放送は来月中旬で、私もスカイプで出演する予定ですので、詳細が決まったらお知らせします。

ということで、今はあまり詳しく話せませんが、取材を通して原発について深く考えさせられました。それまでも原発については自分なりにいろいろと考え、以前ブログでも記事を書きました。それを読めば分かるように、私は反原発の立場です。(こちらこちら

その立場は、取材を終えた今も変わることはありませんが、アルメニアの人々の声を聞いて、新たな視点を持つことができたように思います。自分の住んでいる国が抱える特殊な事情を知ることができて良かったです。大変なこともありましたが、今回の取材は有意義なものでした。

福島原発の事故で、日本のエネルギー政策は大きな転換点に来ていることは確かです。「安全」と喧伝され、そう信じ込まされていた原発が脆くも壊れ、深刻な放射能汚染が起こっているのですから…

国のエネルギー政策は、政府や官僚、電力会社やメーカー、一部の専門家だけが決めることではありません。誰より国民に選択する権利があるはずです。アルメニアの状況が日本人の目にどう映るか分かりませんが、原発のことを自分の問題として考えるきっかけになってほしいと思います。

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