暦の上では春 

先週は節分でしたね。節分は字の如く「季節を分ける」という意味で、立春の前日を指します。暦の上では春が始まったわけです。季節の変わり目は邪気が生じるということで、節分に豆をまくのは邪気を追い払うためです。

さて、実際その暦どおり、エレバンは今週から毎日天気が良くて暖かくなりました。太陽がちゃんと出ていると、日も大分長くなったことが分かります。先週は大雪が降って、洗濯物が凍るほど寒かったのに、その間も季節はちゃんと春に向かって巡っているんですね。

アルメニアでは、今週日曜は「テアルンタラチ」という古くから伝わる祭りの日。春の訪れや繁栄などを祝うものだそうで、新婚夫婦が火の上を飛ぶという習慣があります。火の上を飛ぶのは邪気を追い払うためで、日本の節分みたいですね。祭りの後、更に暖かくなってくれたらいいですねえ…

とにかく、冬の峠を越したことは確かです。今年は、初めて冬をずっとアルメニアで過ごしました(数日グルジアにいましたが…)。聞いてはいたけれど、やっぱり寒かった…これから少しずつ暖かくなると思うと、本当に嬉しいです。こんな喜びも、寒い冬があるからこそ感じられるんですよね。

DSCN6426armenia11-2-9.jpg
アパートの窓から。まだ雪が残っていますが、日差しが暖かくなりました。

コメント

こんにちは

アルメニア寒そうですね!現地の情報が得れる唯一のブログなのでよく拝見しています。
あこがれのコーカサス行って見たい。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://armeniajapan.blog54.fc2.com/tb.php/224-4c968c24