エレバン国立言語大学 

実は、9月に転職しました。現在働いているのは、エレバン国立言語大学。創立者の名前から、通称ブリュソフ大学と呼ばれています。そこで2つのクラスに週2コマずつ日本語を教えています。

以前働いていたエレバン人文大学では今は教えていません。私が辞めた訳ではなく、向こうから授業がないと言われました。8月末に挨拶に行ったら、学長と副学長に、「学生が少なくて授業数を減らさないといけないし、博士号を持った先生を一人置かなくてはいけなくなった」と説明を受けました。

突然メインで働いていた大学で仕事がなくなり、どうしようか…と思っていたところに、ブリュソフ大学から仕事のオファーがあったのです。「捨てる神あれば拾う神あり」とは正にこのことで、そのままトントン拍子に採用が決まりました。

正直言うと、人文大学の学長や副学長に対して良い感情は持っていませんでした。学生のことを考えていない部分が多々あり、働いている間も何度か憤りを感じました。また、私が他の場所で教えることや家庭教師をすることさえ許せないようで、今回のことも一つにはそれが理由だったと思います。しかし、月給たった50ドルなのに他で働くな!というのは無茶な話です。

学生たちはとても残念がっていて、道で会うと、悲しそうな顔で「先生、どうしてもう教えてくれないんですか」と言われます。久しぶりの日本人教師な訳ですし、私も辛いです。私自身は彼らに教えたかったんですけどねぇ…所詮雇われている身ですから、大学から仕事がないと言われれば何もできません。

ところが、先週「やっぱり授業をしてくれ」と人文大学から電話がありました。「今更、何を…」という感じですが、やはり学生のことを思うと断れず、一応授業スケジュールを聞きに行きました。しかし、ブリュソフ大学や家庭教師の授業で忙しく、うまく時間が合いませんでした。

さてブリュソフ大学ですが、今学期から日本語教育を開始したので、私が最初の日本語教師となります。まだ第三言語扱いで、教えているのは英語・フランス語学科の学生。日本語の勉強が嫌にならないように、ゆっくり教えています。少しでも楽しめるようにと、歌や折り紙も教えました。それでも、既にひらがなで挫折しかかっている子達がいますが、幸い8割ほどの学生は興味を持って授業に参加しています。

ブリュソフは名門大学の一つなので、契約などもしっかりしており、1年の滞在ビザを発給してくれて、給料も倍ほどだそうです。といっても月給100ドルなので、経済的に苦しいことに変わりありませんが、とにかく待遇は良くなりました。何より教師として働ける場所があるというのは有難いことです。

いろいろありましたが、新たな場所でこれからも頑張りたいと思っています。

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ブリュソフ大学の学生たち。英語・フランス語学科の2クラスを受け持っています。どちらも20人ほどの大きなクラス。言語大学なので、学生の9割以上が女性。女子大生がこれだけ集まると、ちょっと騒がしいですが、皆いい子たちです。

コメント

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Re: タイトルなし

井上様

コメントありがとうございます。

アルメニアのお友達がブリュソフ大学の卒業生とは奇遇ですね。スペイン語学科なら、私とスペイン語で会話もできるでしょう。日本語にも興味があるとは嬉しいです。

なるべくゆっくり、そして楽しく授業するようにしていますから、今のところ大学の教え子たちは興味を持って勉強してくれています。自分から発言しようとする学生が多いのは、教師としては助かるし嬉しいことです。

「先生、また日本の歌を歌いたい!」と言ってくるので、来週またギターを持って行って、日本の歌を教えようかと思っています。さて、どんな歌を教えるか…

就職活動中とのことですが、厳しい経済状況ですから大変だと思います。希望の業種や会社に就職できたらいいですね。体に気をつけて頑張ってください。お友達にも宜しくお伝えください。

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