アラガッツ登山 

アルメニアを象徴する山といえば、ノアの箱舟が漂着したと言われるアララト山ですが、現在はトルコ領にあります。現在アルメニア最高峰は、アラガッツという山。恐らく全然聞いたことのない名前だと思いますが、標高は4095mあり、富士山より高い山です。天気のいい日には、エレバンからもその姿を見ることができます。

先月中旬、そのアラガッツ山に登りました。以前から学生の一人が誘ってくれていたのです。エレバンから車で2時間だし、7合目辺りまで車で行けるので、日帰りで登山できます。

登山当日は、学生と弟さん、そして彼らの友人たちも集まり、全部で15人のグループになりました。バスを借り切って、朝8時に出発。途中、アンベルドの要塞と教会にも立ち寄りました。

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アンベルドの要塞と教会。手前のアンベルド要塞は、現存するアルメニア唯一の中世の要塞だそうです。1236年モンゴル軍によって破壊されました。切り立った崖の上に建っていて、景観が素晴らしかったです。

さて目的のアラガッツ山ですが、歩き始めてすぐはなだらかな道が続き、山頂も間近に見えているので、「けっこう余裕か…」と思いました。しかし、次第に岩だらけの険しく急な道になり(というか道がない)、空気も薄いので、ハーハーと息が上がってペースも落ちてきました。

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麓にある湖(左)。アルメニア人がピクニックに来ていました。最初はなだらかな道が続き、山頂も近くに見えるので、軽快な足取りで歩いていました。

真夏なのに雪があって、さすが標高4千の山だと実感します。なかなか大変な登山ですが、振り返ると美しい景色が見渡せます。遠くまで荒涼とした平原が続く様は、日本とはかなり異なります。途中、軽食を食べながら休憩して、最後は急な斜面を這うようにして登りました。

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雪の上ではしゃぐアルメニア人たち(左)。上半身裸で雪合戦しています。山頂近くはかなり急な斜面で、時折四つん這いで登らなくてはいけないほど…

「ハーハー、まだ着かんのか…」と思いながら、登り続け・・・・・歩き始めてから3時間半後、遂に山頂に辿り着きました!

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山頂には十字架が立っていました。一休みしてから、お待ちかねの昼食タイム。皆いろいろと持参して来たので、食べきれない程の量でした。しかし、山頂で食べるご飯は本当に美味しかった!

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山頂からの景色。荒涼とした平原が遠くまで広がる景色は、日本のそれとは異なります。天気も良くて、雄大で美しい景色が眼下に広がっていました。

食事を終え、景色も思う存分楽しんだところで下山です。当然下りの方が楽は楽ですが、既にかなり疲れていたので結構しんどかったです。もう30半ば過ぎですからね…麓に辿り着いた時はくたくたでした。でもアルメニア最高峰に登頂し、素晴らしい景色も見れて、本当に楽しい一日でした。

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下山途中、雪を滑り降りました。お尻がビショビショになっちゃいましたが、スリリングで楽しかったです。

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