カマンチャ 

アルメニアの詩人サヤト・ノヴァは、カマンチャという伝統楽器の名手でもありました。カマンチャ(またはケマンチェ)はペルシャ発祥の楽器で、今のヴァイオリンの原型とも言われています。イラン、コーカサス、中央アジアなどで、古典音楽の演奏に用いられています。

縦に持ち、弓で弦を弾いて音を出すのですが、楽器の方を回転させて弾く弦を変えます。西洋のクラシック音楽では扱えないぐらいの微妙な音階があるらしく、そのため伸ばした爪で音を調節するのだそうです。

私も何度か民俗音楽を聞きに行った時に、カマンチャの演奏を耳にしましたが、リズミカルな曲には躍動感を、物悲しい曲には憂いを与えます。ドゥドゥク同様に、カマンチャはアルメニア音楽に欠かせない楽器です。


カマンチャの名手ハコブ・カラチャンのソロ演奏。心に染み渡る素朴な音色です。



同じくハコブ・カラチャン。サヤト・ノヴァの曲を、カマンチャを弾きながら歌っています。サヤト・ノヴァは、シンガーソングライターとしても活躍したそうです。

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