ハグパット修道院 

10年前ハグパットを訪れたのは、世界遺産にも登録されているハグパット修道院を見るのが目的でした。10世紀から13世紀にかけて建設された修道院で、最盛期には500人もの修道士がいたそうです。聖堂や教会、鐘楼などがほぼ完全な状態で残り、古いハチュカル(十字架の石碑)が数多く残されています。

ここは、アルメニア人映画監督パラジャーノフの「ざくろの色」の舞台にもなりました。詩人サヤト・ノヴァの半生を幻想的な映像で描いた作品で、サヤト・ノヴァはハグパットでその生涯を終えました。

ツアー客が必ず立ち寄る観光地ですが、今も教会ではミサが行われています。火山岩で作られた立派で美しい建築群だけでなく、険しい山の上に建っているので、そこから見渡せる景色も素晴らしいです。また修道院近くには、同じく「ざくろの色」に登場した水汲み場もあります。

とにかく、世界最初のキリスト教国であるアルメニアの歴史を感じさせてくれる場所です。アルメニアに訪れた際は、是非行ってみてください!

DSCN4087armenia10-9-5.jpg DSCN4102armenia10-9-5.jpg
聖グレゴル教会。火山岩で作られた荘厳な教会です。 ハグパットは、アルメニア語で「強固な壁」という意味で、実際に度重なる地震にもビクともしませんでした。内部には、礼拝堂や図書館だった空間が残されています。

DSCN5836armenia10-9-5.jpg DSCN4092armenia10-9-5.jpg
教会内部の礼拝堂(左)。上部にはキリスト像が描かれています。教会内部の床は、修道士の遺体を収めた石棺が敷き詰められています。同じくキリスト像が彫られたハチュカル(右)。ハグパットのハチュカルは、アルメニアの中で特に美しく有名です。

DSCN5839armenia10-9-5.jpg DSCN4086armenia10-9-5.jpg
端から端まで落ちずに渡れたら夢が叶うと言われている教会の壁(左)。壁にある小さな穴を頼りに渡っていきます。私は無事に渡り終えましたが、意外に難しかった…教会の他に、境内には美しい鐘楼も残されています(右)。

DSCN4115armenia10-9-5.jpg DSCN4112armenia10-9-5.jpg  
村の水汲み場(左)。パラジャーノフの映画にも登場しました。村にはまだ水道が整備されていないので、今も人々が水を汲みに来ます。険しい山にあるハグパットの村と修道院(右)。ほとんどの観光客は修道院だけ見て去っていきますが、村を散策して美しい風景も楽しんでほしいです。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://armeniajapan.blog54.fc2.com/tb.php/177-f1bfe513