ヴァルタヴァル
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W杯でスペインが優勝!両国とも勝てば初優勝だったので、どちらを応援するか難しかったですが、ラテン文化圏が大好きなのでスペインを応援していました。だから嬉しかったですね。しかも好きなプレーヤー、イニエスタが決勝ゴールを決めたので、部屋で一人で歓声を上げていました。4年後のブラジルW杯も楽しみです。
さて、昨日11日アルメニアは「ヴァルタヴァル」という水の祭りでした。もともとキリスト教以前の宗教儀式にルーツがあって、農作物に必要な水が絶えないようにという意味もあるそうです。教会では、聖職者が信者に水を振り掛けて祝福するとのこと。しかし子供や若者たちにとっては、ただの水掛祭りのようです。
道を歩いていると、子供や若者たち(いい歳したおじさんも)が水を掛けてきます。去年は何も知らなかったので、「晴れているのに、何でずぶ濡れの人がいるんだ?!」と不思議に思っていたら、自分もいきなり水を掛けられてビックリしました。街中では、水を掛けれらる人たちの悲鳴が聞こえていました。
水掛祭りというと、東南アジアのソンクラーンが知られています。人々が大きな水鉄砲やバケツで水を掛け合い、どこもかしこも水浸し…アルメニアのヴァルタヴァルは、それに比べるとかわいいものですが、水を掛けられるのが嫌で、この日は外出しない人も多いそうです。私もできれば外出したくなかったのですが、昨日からエレバン国際映画祭が始まったので、映画を見に行きました。そして…
やっぱり水を掛けられてしまいました…容赦なく何度も水を掛けられてずぶ濡れです。
しかし今アルメニアは日中40℃を越える猛暑で、服はあっという間に乾いてしまうし、冷たくて逆に気持ちいいぐらいです。今年は祭りのことを知っていたので、カメラや携帯電話はビニール袋に入れていて無事。一度ずぶ濡れになれば、もう後はいくら掛けられても平気なので祭りをとことん楽しみました。
子供も大人も無邪気に水を掛け合って大騒ぎしているのは、見ていて面白かったです。まあ、年に一度の祭りですからね。でも、この時期にアルメニアに来る人は気をつけてください!
同じようにずぶ濡れになった友人(左)。嫌がっているのに何度も水を掛けられて、「もう嫌!」と嘆いていました。水鉄砲やバケツで水を掛ける人たち(右)。この日ばかりは無礼講で、皆とても楽しそうでした。
- [2010/07/12 08:48]
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