1年が経ちました
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アルメニアに住み始めてから1年が経ちました。去年の今頃も、太陽がギラギラと照りつけて、とても暑かったですね。空港からエレバンの街中へ向かっている時、「遂にアルメニアの生活が始まるんだ!」という嬉しさと、「しかし大丈夫やろか…」という不安の入り混じった気持ちでした。
まずはアパートを探し始めて、1週間ほどで今のアパートが見つけました。それから生活用具を買い揃えたり、携帯電話を契約したり、大学に挨拶に行ったりと、少しずつ生活基盤を整えていきました。その時は友人の助けを借りなければ何もできず、本当にその友人には感謝しています。
当時は、大学も家庭教師の仕事もなかったので、毎日暇でしたね…仕事がないということは収入もない訳で、貯金を切り崩しながら生活していました。まあ、今も貯金を使わないと生活できていませんが、家庭教師も増えたので貯金の減るペースはかなりマシになりました。
住み始めてすぐは色々なことが新鮮に映り、時間も持て余していたので、ほぼ毎日このブログを更新していたように思います。今では住み慣れてしまったし、仕事もあるので、3,4日に一度の更新になっています。それでも、このブログを楽しみにしてくださる方々がいらっしゃって有難い限りです。
昨年9月から大学で教鞭を取り始め、少しずつ家庭教師の依頼も来るようになりました。いろいろな学生に日本語を教える傍ら、図書室を開設する活動も進めていきました。「アルメニアに本を送る会」から届いた書籍を受け取ったり、本棚を購入して搬入したりという作業を行ってきました。
11月には、ヨーロッパ大学で日本文化紹介イベントを開催しました。学生が日本の歌や踊りを披露したり、私も慣れない手つきで寿司を作ったりして、日本文化紹介を行いました。イベントの最後に、涙を流しながら自分の思いを話したのをはっきり覚えています(こちら)。
いいことだけではなく、大変なこともいろいろありました。今もトラブルは耐えず、それを覚悟して選んだ道とはいえ、少し落ち込んでしまう時もあります。図書室もまだ開設に至らず、ここの学生たちや、支援してくださっている日本の方々には申し訳ない気持ちです。早く寄贈して頂いた本を役立てたいと思っていますが、正式なオープンは早くて9月以降になりそうです。
しかし、1年前ゼロから始めた自分は、今も何とかアルメニアで頑張れています。苦労は耐えませんが、楽しく充実した日々を過ごせています。これも全てアルメニアの友人や学生たち、そして支援してくださっている方々のお陰です。
これからも感謝の気持ちを忘れず、一日一日を大切に過ごすつもりです。そして、一生懸命日本語を教えて、図書室を完成させたいと思っています。今後もどうぞご協力のほど宜しくお願い致します。
- [2010/07/04 09:07]
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