グルジア滞在
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W杯、日本が決勝トーナメント進出!昨晩は部屋で一人で盛り上がっていましたが、試合直後に学生が、「日本勝ちました!おめでとう!」というメールを送ってくれました。初戦のカメルーン戦はグルジアにいたので見逃しましたが、その後の試合は全て見ています。アルメニアと南アの時差は3時間なので、日本より見やすいですね。
さて、今日はグルジアの話題です。友人みんなに会えたし、新たに日本語を学ぶ学生との出会いもあり、とても充実した時間を過ごしました。公衆浴場にも行き、ゆっくりと温泉に浸かってきました。グルジア料理も美味しかったです。
しかし、グルジアの状況は相変わらず大変そうでした。友人もまた失業していたし、街中の物乞いは去年より増えたように感じました。 友人は、「仕事はないのに、何でもお金が掛かるようになった…」と言っていました。グルジア人の所得も増えていれば問題ないのですが、収入を得る手段を持つことさえ難しい人が多いのが現状です。私はグルジアが大好きなので、この現状には胸が痛みます。
一般の人々の生活が大変なままなのに、トビリシの街は年々近代的になっています。サカシュビリ大統領はトビリシの観光化を進めており、旧市街も大規模な改修工事が行われていて、街を流れる川にはガラスのドームで覆われた新しい橋が作られています。「自由橋」と名づけられるそうです。
グルジア国内で仕事に就けない人々は、海外に出稼ぎに行きます。最近はEUに加盟したばかりのバルト三国が人気だそうです。アルメニアも海外へ出稼ぎに行く人が多く、家族や親戚がロシアなどで働いているという話はよく聞きます。より良い仕事や生活を求める上では仕方のないことなのでしょう…
トビリシの旧市街。近年地震も起こったし、観光化のためにも改修工事が行われていますが、まだまだ古い面影を残す所があります。旧市街にあるグルジア教会(右)。
完成したばかりの「自由橋」。イタリア人建築家がデザインしたそうで、夜にはライトアップされます。周りに古い建物が多く、少しアンバランスな感じでしたが…その橋の上で、日本語学科2年の学生たちと(右)。
- [2010/06/25 09:12]
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