子供の日 

6月1日は、アルメニアで「子供の日」でした。日本で「子供の日」といえば5月5日ですが、国際子供の日である6月1日を旧共産圏では「子供の日」と定めています。祝日ではありませんが、いろいろとイベントが催され、知人が私をあるイベントに招待してくれました。

エレバンには、世界中の子供たちが書いた絵が展示されている「子供美術館」があり、そこで催されたイベントでした。約束の時間に行くと、すでにたくさんの親子が来ていました。子供たちの多くは仮装していました。何か劇でもするようです。

いつ何が始まるのかと待っていると、急に音楽が鳴って、美術館前に詰まれた白い段ボール箱に、子供たちが紙で作った花や蝶を飾り始めました。エレバンには折り紙を教えている場所があって、そこで子供たちが作った紙細工です。上手に作っていてとてもきれいですし、それを飾る子供たちは楽しそうです。その途中、何と大統領夫人まで訪れました。

それが終わってから、美術館の中で子供たちによる「ピノキオ」の劇が行われたのですが…中には席など設けておらず、狭いスペースにかなりの人が入ったので、ほとんど劇は見られませんでした。それでも自分の子供が現れると、親たちはそれを写真やビデオに収めようと必死でした。こんな光景は、どこの国でも同じですね。

イベントの後半は、劇はほとんど見れなかったし、美術館内も人が多くて蒸し暑く大変でしたが、子供たちは本当に可愛かったです。それを愛しく見守る親たちの表情もよかったです。微笑ましいアルメニアの親子の姿を見ることができました。 

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ダンボール箱に、次々の紙細工を飾っていく子供たち。本当に上手にきれいに作っていました。


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嬉しそうな子供たち。バレエを披露する子供たちも現れました(右)。


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突如現れた大統領夫人(左)。元ピアニストだそうで、上品なオーラが出ていました。美術館内で行われた劇の様子(右)。あまり見れませんでしたが、仮装した子供たちは可愛かったです。

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