家族でサーカスを初鑑賞 

先週は朝晩はけっこう肌寒かったですが、今週また少し気温が上がるようで、実際に日中はポカポカしています。でも、もうすぐ11月ですから、そのうちどんどん寒くなっていくでしょう。

学校は1週間の秋休みに入りました。朝早く学校に連れて行かなくていいのは楽ですが、息子たちがずっと家にいると、なかなか仕事に集中できませんね。せっかく紅葉がきれいな時期なので、週末に地方に泊まりがけで旅行に行こうかと思っています。

今日テヘランで、アルメニア・アゼルバイジャン・ロシア・トルコ・イランの外相会合が行われ、南コーカサス情勢や政治や経済、安全保障や交通輸送などの分野における地域協力について話し合われる予定です。この地域の問題は、遠く離れた西側諸国とではなく、直接の関係当事国が話し合うことが何より重要ですから、この会合で融和に向けた前進があればと思います。

中東情勢の混乱はいまだ収束する様子はなく、犠牲者が増え続けています。イスラエル軍はガザへの空爆を続けながら、地上侵攻の可能性を排除していませんが、すでに多くの民間人が亡くなり、住民たちは危険かつ困窮した状態にあるというのに、さらに集団懲罰を行うのは明らかに戦争犯罪です。

死者が数百人に上るという悲惨なガザの病院爆発事件についても、日本のメディアは、パレスチナ側の誤射によるものというイスラエルや欧米の主張に正当性があるかのような報道が目立ちます。しかし、イスラエル側が公表した情報は信憑性が怪しいものが多く、逆にイスラエル軍がやったと裏付ける情報もあったのに、それらはなぜか削除されています。

もちろん私も真相は分かりません。ただ、今回のハマスとイスラエルの紛争も、ウクライナ情勢と同じく、西側のメディアは最初から偏ったバイアスが掛かっているように感じます。ハマスのテロ攻撃を肯定するつもりはありませんが、そんなことが起こってしまう背景を考えれば、イスラエルに絶対的な正義があるとも全く思えません。国際情勢を短絡的な善悪二元論で捉えることは危険です。

先週は、日本の雑誌社の取材や撮影のサポートをしました。一般人モデルを使った撮影もありましたが、幸い天気に恵まれて、またモデルを引き受けてくれた知人がまるでプロのように上手に対応してくれたお陰で、とてもスムーズに進みました。アルメニアを含むコーカサスの魅力を伝える同誌の刊行が今から楽しみです。

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モデルを引き受けてくれた知人の写真撮影

さて、昨日はサーカスを鑑賞しました。イギリスの有名なオーディション番組「Britain's Got Talent」にも出たことのあるヴァルダニヤン兄弟のサーカスで、息子たちも見たがったので、家族で行ってきました。妻は子供の頃にサーカスを何度か見たことあるそうですが、私と息子たちは初めて生でサーカスを見ました。

会場に行ってみると、サーカスらしい大きなテントが設置されていました。といっても、ボリショイサーカスや木下大サーカスみたいな特大テントではないので、入ってみるとステージまでの距離が近い!臨場感がありそうでワクワクします。会場は満席で、やっぱり家族連ればかりです。

司会が登場して、ロシア語で挨拶しました。というのも、ヴァルダニヤン兄弟はアルメニア出身ですが、ロシアを拠点に活動しており、そのサーカス団もロシアから興業に来ているのです。音楽と共に次々とアクロバティックなショーやマジックが披露され、ショーの合間にはピエロがコミカルな芸で観客を笑わせました。

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息子たちにとって初のサーカス鑑賞!

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身体能力を駆使したアクロバティックなサーカス

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団員が次々と幻想的で美しいパフォーマンスを披露

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手に汗握るナイフ投げのショー。大丈夫と分かっていてもヒヤヒヤします。

休憩時間に、ショーに使うワイヤーで子供たちも宙に吊り上げてくれるサービスがあり、アレンとレオもやりたがったので、妻がステージに連れて行ったら、ひどい体験になってしまいました。日本だと自然に順番ができると思いますが、アルメニアはルールや指示がないと割り込みが横行します。サーカス団員も強引に前に出てくる人を優先するから、結局アレンとレオは順番が回らず、レオは悔しくて泣く始末…

これには私も妻もかなり不快な気持ちになりましたが、サーカスは後半も素晴らしいショーが続き、とても楽しめました。休憩時間の出来事で暗い顔をしていた息子たちも次第に笑顔になりました。そして、最後にこのサーカス最大の見所、ヴァルダニャン兄弟によるパフォーマンスが披露されました。

手で支え上げられた兄弟の一人がそのまま頭上で倒立したり、頭頂部だけを合わせて倒立したりと、強靭な肉体と絶妙なバランス感覚から生み出される圧巻のパフォーマンス!クライマックスは、お互いに口に加えた剣の切っ先を合わせ、なんとそれだけでバランスを取って倒立!これは「Britain's Got Talent」でも、審査員や観客の度肝を抜いて拍手喝采を受けたパフォーマンスで、実際に生で見てもすごかった!

まずこんな突拍子もないアイデアを思いつくこと自体すごいのに、それをショーとして実現してしまうなんて、一体どれぐらい練習したのでしょうか…とにかく、生身の人間が作り出す素晴らしいイリュージョンの世界を堪能できました。妻も息子たちも楽しかったようです。

ちなみに、サーカス団員がパフォーマンス以外にもいろいろやっていることにも驚きました。ショー開始前や休憩時間に女性の団員たちがポップコーンを売ったり、終了後は男性の団員がマジックグッズやおもちゃを売ったりと、裏方の仕事までこなしていました。調べてみると、大小関わらずサーカス団ってそういうものらしいです。

厳しい練習を重ねて、本番で人間離れしたパフォーマンスを披露するだけでも大変なのに、サーカス運営に関わるいろんなこともしないといけないなんて頭が下がります。よほど好きじゃないと続けられない仕事ですね。でも、人に夢を与えられるから、きっと大きなやり甲斐があるのでしょう。また機会があれば、見に行きたいと思います。

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子供たちをワイヤーで吊り上げるサービス。我先にと割り込む強引な人が優先されて、結局アレンとレオに順番が回りませんでした…

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ピエロと象の着ぐるみが登場。ピエロがコミカルな芸で観客を盛り上げていました。

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アクロバティックなショーは見応え十分!

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取りを務めるヴァルダニヤン兄弟のパフォーマンス!

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剣の切っ先だけ合わせてバランスを取るという驚異の技!人間ってすごい!


その極限のパフォーマンスを披露した「Britain's Got Talent」の映像

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