嬉しい再会 

昨日は、日本語の学生2人に再会しました。3年前、大学2年生だった2人は先月大学を卒業しました。男子学生の方は、家族がいるロシアに行って夏を過ごすそうです。女子学生の方は、仕事を探しているところ。

しかし、普通の仕事さえあまりないアルメニア。日本大使館も日本企業もないので、日本語を使う仕事となるとほとんどありません。それでも、彼女はとても日本語が上手になっていました。3年前は、日本語ガイドをしている友人の助けがないと、私と会話できないことも多かったですが、今は問題なく話せます。

特殊な言語を身につけたいという理由で、日本語を専攻した彼女。しかし、日本語では仕事がないので、「日本語の勉強をやめようとか、他の言語に変えようと思わなかった?」と聞くと、「日本語を専攻しましたから、大変でも勉強しなければなりません。それに、日本語の勉強は面白かったです。」と答えました。

日本人教師もいず、日本の情報もほとんどない中で、勉強を続けるのは難しかったと思いますが、最後までやり通して、日本語が上達した彼女を見て本当に嬉しくなりました。私が、給料が安くても、生活が大変でも、アルメニアで日本語を教えたい、学生のために何かしたいと思えるのは、彼女のような学生がいるからです。自分にとって励みになる再会でした。

 

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3年前に泊まらせてもらった男子学生の家で食事。彼のおばあさんもとても親切な人です。女子学生は、日本語も上手になっていましたが、大人びて美しい女性になっていました。

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