義母と飼い猫の誕生日
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日中は暑いですが、朝晩は半袖だと肌寒く感じるときがあります。予報によると、明日から天気が崩れるようなので、また少し気温が下がるかもしれません。
ナヒチェバンに近いアルメニア南部のイェラスク村の製鉄所に向けて、またアゼルバイジャン軍から銃撃があったそうです。人的被害はなかったようですが、紛争とは関係のないアルメニアの国内領土への攻撃なので、これは由々しき事態です。そこは、アメリカとの共同投資で建設中の製鉄所で、外国人も危険に晒されます。
昨日パシニャン首相が、2020年の第二次カラバフ戦争を調査する特別委員会で停戦合意に至るまでの詳細を述べました。戦争中盤の10月に停戦協議が本格化したが、アゼルバイジャンが求める条件は受け入れ難かったこと、その後にシューシ陥落が現実化し、ステパナケルトまで占領される可能性が高くなったため、11月9日に停戦合意に署名したことなどが語られました。
戦争中のアルメニア国内の報道も大本営発表といえるもので、自国軍は善戦しているとか、最後には勝利するといった内容が多かったです。国民の士気を鼓舞するためとはいえ、実際の戦況はアゼルバイジャン優位で進んでいました。パシニャン首相が述べたように、もし戦争がさらに続いていたら、カラバフ領土は全て占領され、もっと多くの犠牲者が出ていたでしょう。
軍事力で問題を解決することは肯定できませんが、勝敗がすべてを決める不条理な戦争の勃発を長年の交渉によって回避できなかったことはアルメニア側にも非があります。そのために、お互いに根深い憎悪が醸成され、本格的な戦争にまで至る対立を生んでしまったのです。その憎悪と対立の連鎖は今も続いていますが、二度と戦争が起こらないよう、粘り強く交渉を重ねて平和への道筋を模索してほしいと願います。
さて、日曜は義母の誕生日でした。あいにく義母は体調があまり良くなかったですが、私と妻からプレゼントを渡して、妻の従兄弟家族も家に来たので、みんなでケーキを食べてお祝いしました。義母の友人が、すごく大きな花束を送ってくれて、とても喜んでいました。でも、飼い猫が花束を飾った花瓶を倒してしまって大変でしたけどね…猫を飼っているとよくあることです。
友人から貰った大きな花束。すぐに猫が悪さしてしまいましたが…
そして、その飼い猫の1歳でもありました。といっても、正確な誕生日は誰も知りません。野良猫だった赤ちゃんの頃に保護された猫で、私たちが貰い受けることを決めた昨年8月末に、「生後2か月ぐらい」とのことだったので、6月生まれなのは確か。それで、義母と同じ誕生日にしたのです。
その頃は小さな子猫でしたが、かなりアクティブで、よく人を引っ掻いたり、噛んだりして大変でした。それが逆に面白いのか、息子たちにはいい遊び道具みたいになっていました。すぐ体は大きくなり、今年に入ってから、変な声で鳴き始めたり、トイレ以外の場所で少量のおしっこをするマーキングという行動も見られたため、2月に去勢手術をしました。
それからはどんどん性格が大人しくなり、今では私を見ると、撫でてもらいたくてコロンと自分から仰向けになるほど人懐っこくなりました。見た目からロシアンブルーという種類の血が入っているようで、俗にサイレントキャットと呼ばれます。というのも、滅多に鳴かないからだそうで、我が家の猫もほとんど鳴くことなく物静かです。
とにかく保護された子猫が、我が家に迎えられてから無事に1歳になりました。日曜は猫のためにおもちゃを買って、キャットフードにロウソクを灯してお祝いしました。もちろん猫は吹き消せないから、レオが吹き消しました。というか、何が起こっているのかもさっぱり分かっていない風で、キャットフードをおいしそうにペロリと完食しました。
私はどちらかというと犬派ですが、小さい頃から飼っていると猫もすごく可愛いと思えます。私の寝ている足元にいつの間にか来てスヤスヤ寝ていることが多いし、私の椅子の上でもよく丸くなっています。これからも家族の一員として大事にしてあげたいと思います。リオ(猫の名前)、1歳の誕生日おめでとう!
貰い受けた時はまだ小さな子猫でした
キャットフードにロウソクを灯して1歳の誕生日をお祝いしました!おめでとう!
美味しそうにキャットフードを食べていました。大きくなったなー
- [2023/06/21 19:44]
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