イースター(復活祭)
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4月4日の日曜日は、イースター(復活祭)でした。十字架にかけられて処刑されたキリストが三日後に復活したことを祝う日。今年は、西方教会も東方教会も同じ4月4日だったそうです。アルメニアは敬虔なキリスト教国ですから、やはりイースターは重要な日です。教会ではミサが行われ、人々は家族や親戚たちとお祝いします。
私は友人宅に招待されて、一緒に食事をしました。その友人は、イースターまでの40日間ずっと肉や卵やお酒などを断っていました。今はこの慣習を行う人は少ないそうで、友人も今年初めてやってみたとのこと。確かに、肉やお酒が大好きなアルメニア人にとっては厳しいかもしれません。
イースターの他の慣習に、イースターエッグというものがあります。色や装飾を施したゆで卵で、ヒナが卵をから生まれることをキリストの復活と結びつけたものだそうです。アルメニアでは、その卵と卵ををぶつけ合って、割れた方の卵を持っている人がそれを食べるという遊びをします。
このように身内で静かに祝うアルメニアのイースターは、けっこう地味です。一昨年いたフィリピンでは、キリストの磔刑の受難を再現する行事などが行われるそうです。国によって様々ですが、日本人の私にとって、イースターというキリスト教の記念日をアルメニア人と共にお祝いしたのはとても貴重な体験でした。
きれいに装飾されたイースターエッグ。右は、友人宅で出されたイースターエッグ。たまねぎの皮で色をつけたそうです。お互いに卵をぶつけ合って遊びました。子供たちは、この遊びが大好きだそうです。
- [2010/04/06 23:07]
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