2日連続でクラシックコンサート 

11月も下旬に入り、エレバンは朝晩の気温が2-3℃とけっこう寒くて、風邪を引いたり体調を崩しやすい時期です。そういう時期だからか、日本ではまたコロナのことが話題になっているようですが、一体いつまで愚かなイタチごっこを続けるつもりなんでしょうか…

そのコロナのワクチンを受けた愛知県の女性が、接種直後に容体が急変して死亡したことが問題になっています。本当に痛ましい事件で、被害者や遺族の無念さは計り知れません。これまで接種後の死亡例は約2千件もあるのに、そのいずれもワクチンとの因果関係なしとされてきました。インフルエンザワクチンの場合、死亡例が数件あっただけで大問題になったのに…深い闇を感じざるを得ません。

G20サミット中に、習近平国家主席がトルドー首相に対して、非公式会談の内容がすべてカナダのメディアに漏れていると苦言を呈しました。その時の様子を捉えた動画を見ましたが、習氏が明らかに不満げな面持ちで強い口調で話していました。そのため、「習氏が説教した」なんてアホな報道を目にしますけど、これは怒って当然のこと。国のトップ同士の会談の内容がメディアに筒抜けなんて外交ルールとしてあり得ません。

あと、サウジアラビアのムハンマド皇太子が急遽来日を取りやめたというニュースがありました。そのため、岸田首相との会談やビジネスフォーラムもすべて中止となったようです。関係者にしたら大迷惑な話ですが、サウジ側の理由は明らかになっていません。韓国やタイには予定通り訪問しているのに、なぜ急に日本だけ?!と気になりますね。サウジを含め中東諸国は、急速に西側との距離を空け始めているから、その影響でしょうか…

その中東で初となるW杯が、今日からカタールで開催されます。日本の初戦の相手は強豪ドイツ!厳しい試合になるでしょうけど、頑張ってほしいです。あと、メッシとロナウドにとって、今回が最後のW杯になるかも…と言われています。今も二人は世界のトッププレイヤーですけど、さすがに年齢的に4年後のW杯出場は厳しいでしょうね。二人のプレイにも注目です。

さて、記事タイトルにあるように、昨日と一昨日の夜、2日連続でクラシックコンサートに行ってきました。アルメニアは毎日のようにクラシックコンサートやオペラやバレエをやっていて、料金も安いから、時々妻と行きますが、2日連続は初めてかも…しかも、2日とも同じ交響楽団!あのチャイコフスキー交響楽団(旧モスクワ放送交響楽団)のコンサートでした。

元々は2日連続で行く予定はなかったのですが、金曜の夜に聴いた演奏があまりに素晴らしく、土曜の夜のコンサートも急遽チケットを買って聴きに行きました。金曜はピアノ、土曜はチェロとの協奏もありました。そのロシア人のピアニストとチェリストは姉弟で、ピアニストの弟の方はまだ17歳!二人とも権威あるコンクールで優勝しているだけに、素晴らしい演奏を披露してくれました。

しかし、何より凄かったのは、トーマス・ザンデルリング指揮によるチャイコフスキー交響楽団の演奏!とにかく技術が高く、洗練さが半端ない!あらゆる音が美しく優しく、それらがすべてを包み込むように一つになって聴こえてきます。全く隙のない完璧と言える演奏でした。

普段はアルメニア国立交響楽団の演奏を聴くことが多く、それはそれで素晴らしいのですが、今回は圧倒的なレベルの違いを感じました。チャイコフスキー交響楽団だと、盛り上がりに欠けるパートも退屈せずに聴き続けらるし、盛り上がるパートの演奏の時は完全に引き込まれてしまいます。そして、もっと聴いていたいと思わせます。世界的な交響楽団の凄さを見せつけられました。

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金曜のコンサートの前半は、リストの「ピアノ協奏曲第1番」 ピアニストは若干17歳なのに堂々とした演奏でした。

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後半は、リムスキー=コルサコフの「シェヘラザード」が演奏されました。神々しいほど美しい音に魅了されました…

私も妻も感動して、できればまた聴きたいと思い、翌日のコンサートのチケットがあるか調べてみると、当日でも幸いまだチケットが残っていました。こんな著名な交響楽団なのに、チケットは10ドルから売っているし、絶対に聴く価値があると分かっているから即購入!期待を膨らませてオペラハウスに向かいました。

その期待を裏切ることなく、2回目の交響楽団の演奏も素晴らしかった!というか、1回目よりもよかったぐらい。曲は大好きなチャイコフスキーの交響曲第5番で、いきなり最初の音で鳥肌が立ちました。透き通るような美しい音に加え、抑揚やテンポも素晴らしく、指揮者も楽団もまるで音楽と一体化しているかのよう…本当に圧巻の演奏でした。もちろん聴衆はスタンディングオベーション!

ただ相変わらず一部の聴衆のマナーが悪くて、楽章間で拍手したり、携帯の音が鳴ったりと心底呆れました。特に携帯電話は、いつも演奏前に消すようにアナウンスがあるにも関わらず、数回はどこからか鳴ります。演奏が素晴らしければ素晴らしいほど、そういう失礼な行為には腹が立ちます。せっかくこんな名演を気軽に聴ける機会があるのにもったいない…

とにかく2日連続のクラシックコンサートは、今も余韻が残るほど心に響きました。私はロックやジャズが大好きで、自分もギターやピアノを弾いたり歌ったりしますが、クラシックも大好きです。作曲者の苦悩や喜び、人生そのものを感じられる奥深さがあるからで、それは指揮者の解釈や指導力、演奏者の技術や表現力によって大きく差が出ます。そのことを改めて痛感しました。これからも良さそうなコンサートは聴きに行こうと思います。

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土曜のコンサートの前半は、チャイコフスキーのチェロ協奏曲「ロココの主題による変奏曲」 これも素晴らしかった!

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後半はチャイコフスキーの「交響曲第5番」!すべてが美しく重厚で、本当に素晴らしい演奏でした!

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コンサートから帰ると、アレンがクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」を弾いてくれました。私が弾いているのを聞いて覚えたようです。すごいなあー!


クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」を弾くアレン

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